・マイプレイ音ゲー図鑑 059「ソニプロ」

タイトル　：ソニプロ
機種　　　：3DS
難易度　　：☆
キャラ　　：☆☆☆
ストーリー：☆☆☆
楽曲　　　：☆☆☆

・概要
ニトロプラスという会社のマスコットキャラクター、
「すーぱーそに子」をアイドルとしてプロデュースするゲーム。

主軸となるアイドルプロデュースのストーリーを進行しつつ、
その中でグラビア撮影、ライブ活動の2種類のゲームが展開され、
ライブ活動が音ゲー部分に相当する。

イメージとしては、「初音ミク -Project DIVA-」に近く、
画面全体でそに子が歌い、画面の各所にアイコンが登場し、
そこに各種ボタンのマークが重なったら入力する。（A、B、X、Y）
4種のボタンは十字キーにも対応している。

・難易度
ボーダーラインが低いのか多少誤った選択、ミスをした場合でも、
ストーリーは順調に進行する。

音ゲーでは、同時押しの判定がやや厳しい傾向にあるのかミスが出易い気がする。各曲NOMAL、HARDから選択可能で、星の数でも難易度が提示される。

グラビア撮影では、指定の方向性の衣装を着ていれば、多少雑な撮影でもクリアは可能。制限時間には注意。

・キャラ
メインとなるキャラはプロデュース対象である「すーぱーそに子」。
元々マスコットキャラとして詳細なプロフィールがあり、ゲームの進行で、そのプロフィールを埋めていくのも1つの目的となっている。
ゲーム中唯一、立ち絵が3Dで表示されている。（他キャラは2D）

プレイヤーは、音楽事務所の新米プロデューサーという立ち位置。
過去にバンドをやっていたという背景がある。事務所は小さく、社長とは割と良好な関係のようだ。

ライバルキャラとして、星影ベルスタ、プロデュースの補佐という位置づけで、小祭響、上条胡桃、宮実也子が登場する。皆個性が強い。
また、モブに近いキャラは何故か仮面をしている人が多い。

・ストーリー
プレイヤーは風に飛ばされたチケットに導かれ、公園で歌声が印象的な少女すーぱーそに子と出会う。その後、プレイヤーの働く音楽事務所で再会し、彼女のプロデュース担当となる。（ラブコメの転校生と出会う流れ的な。）

その後ライバルである星影ベルスタと出会い、彼女と対等に戦えるよう、
夏に行われる東京湾フェスティバルを目標に日々共に成長していく。

・楽曲
アレンジを含めて恐らく全25曲。ストーリーモードで解禁した曲がフリーでもプレイ可能となる。全てすーぱーそに子が歌っている。ライバルである星影ベルスタの曲が無いのは少し残念。いずれもアイドルらしい曲。

・まとめ
マスコットキャラとは言え、本作以前にCDを発売しているなどの実績がある為、アーティストとのコラボゲームとも言える。CAST欄や作詞欄などは「すーぱーそに子」と表記され、世界観？が徹底している。

女神などのあってもなくても影響無さそうなファンタジー要素は少し気になったが、ゲームらしさと言えばらしさとも言えるのだろう。

合成音声ではない歌声なので、ボーカロイドとは異なり今で言うところのVtuberのような存在…というかVtuberとしても活動していた模様。