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・マイプレイ音ゲー図鑑 056「キティ・ザ・クール!」

タイトル :キティ・ザ・クール!
機種   :PS
難易度  :☆☆☆☆
キャラ  :☆☆☆☆☆
ストーリー:☆☆
楽曲   :☆☆

・概要
サンリオの有名キャラであるキティと歌舞伎を組み合わせた音ゲー。
一定のテンポでボタンを押し続けることで、舞台を成功させていく。

画面下部に表示される矢印が黄色い部分に来たところでボタンを押す。
良い順で判定が極、松、竹、梅と表示され、タイミングを外すと左側の座布団が減り、座布団が無くなるとゲームオーバー。

テンポが速いか遅いかは上部に表示されるばつ丸の位置が中心より左右どちらにいるかで分かる。使用ボタンは4種類のいずれかだが、ステージ毎にその4種は異なる。

・難易度
一定のテンポでボタンを押すが、リズムが崩れた場合BGMも一緒に崩れるので、立て直しが難しい。4種のボタンはいずれを押しても良いが、バラけさせた方が、判定が緩くなるらしい。

クリアしたステージの座布団は次ステージに持ち越されるので、
ミスの許容はステージを連続でクリアする程増える。
また、ステージ4は極判定を3つ取得しないと解禁されない。

独特のシステム且つチュートリアルが存在しないので、
やり方に慣れるまでが大変だが、慣れれば割とすんなりいく。

・キャラ
タイトルにもある通り国民的人気キャラ、キティが主役。
師匠役として、ばつ丸が登場する他、複数のサンリオキャラが登場する。

歌舞伎で踊るということで和風で華やかな衣装を身に着けているのが、本作ならではの要素。隈取りまではしていない。(本作以降での歌舞伎とのコラボでは、隈取りをしていることがある。)

・ストーリー
新人役者であるキティは、花形役者になって"カブキザ"の舞台で踊ることを夢見ている。ばつ丸師匠、パンダバの稽古と指導を受けて、成長していく。

ステージ前後のムービーはフルボイスで流れ、何故か他の舞台関係者が、
キティと師匠のやり取りを偶然見かけるという導入で毎回始まる。

・楽曲
全4ステージの4曲。歌舞伎っぽいのかはよく分からないが、和風テイストだったり、やたらノリが良かったりする曲などが収録されている。

パレード感のある4ステージ目の曲が個人的には好き。

・まとめ
クセのあるシステムはとっつき辛さがあるが、キティを始めとしたサンリオキャラは、見ていて可愛く癒される。ムービーがフルボイスなのも良い。

一方で収録曲が4曲というのは、当時の同時期の音ゲーと比較しても少ない部類なので、もう少し欲しかったところ。プレイ中は画面が華やかだが、慣れるまでは見る余裕が無い。

キティを題材としたゲームは本作以外にも多数展開されているが、
音ゲーというジャンルでは本作が初となる。

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