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くらげまなこのゲームコラム【ゲコラ】LEVEL.28 「私の頭の中のセーブデータ」

学生でも社会人でも毎日ゲームが出来る環境ではない人はいます。また、ゲーマーだとしても、特定のゲームだけ長期に渡って中断しているケースがあり得ます。

読みかけの漫画、途中迄見たドラマのように、やりかけのゲームというのも、この世には多数存在します。

下手すると、やりかけのまま売られたり削除されたりして、ユーザーの手元から消えていきます。思い立って再開したはいいものの、物語がどの段階なのかイマイチ分からなくなっています。独特なものは操作方法毎抜け落ちているなんてことも。

どの名前がどのキャラとか、どのアイテムにどんな効果があるとか、
プレイしている中で発見した明文化されていない知識など、何もかもが記憶の彼方で、いっそ最初からやり直そうかな…とも考えてしまいます。

リセット症候群とまではいかずとも、行き詰まったら最初からやり直して、
テンポの良い序盤の快感を再び得ようって考える人も居るとか。序盤の記憶が色濃くなりますね。

いつか大人になって、いつか上手になって、いつかリメイクされて、ある時ふとそんなゲームと再会した時、記憶の扉が開かれるかもしれません。

その感覚はゲームそのものには備わっていないイレギュラーな楽しみ方となりますが、こういう体験も良いものです。

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