どの選択肢も対等でいい
この記事を書いた後に、施術を教わってる先生がコメントをくださった。
それは、
馬の世界では、逃げること、そして自分たちの群れを安全に逃がせることが、リーダーとしてとても大事だと聞いたことがあります。
というもの。
このコメントから、思い出したこと。
事業を大きく回している経営者さんほど、逃げることが上手だという話を聞いたことがある。
事業を展開していく上で、これはまずいなと思ったら、即撤退するということ。
損失が大きくなる前に撤退する、その決断が早いということ。
自分の会社を守ること、従業員の生活を守ることが大事だからということを聞いたことがある。
逃げるって、戦うこと、続けることよりも勇気がいることだと感じているのだけれど、場合によっては、自分を守ることや、自分の周りを守ることにもつながる大事な選択肢だなって、思えた。
とすると、RPGゲームじゃないけれど
戦うことや、アイテムを使うことと同じように、逃げることを、対等に、選択肢として置いておいてもいいんじゃないかなぁ
逃げるという選択肢が軽いものになってきた。
もちろん、責任を全部放り投げて逃げるのは、私の好みではないのだけれど
逃げることで発生する、いろいろなことを受け入れた上で、選ぶということ。
それは、たたかうことや、道具を使うことを選んだとしても同じこと。
何を選んでも、メリットもデメリットもある。それを受け入れた上で選ぶことなら、なんでもいいんじゃないかな。
同じように「辞める」ということも、私の中では、逃げると同等に、とても重いもの、すぐにできないものだという思い込みがあったのだけど
→仕事柄、担任を途中で辞めるってありえないって思っていたから。だから辞めるタイミングは年度末=簡単に辞められないって思っていた。
タイミングは年度末だったとしても、辞めることを決めるのはいつでもできるよなぁ
いつ辞めてもいいんじゃないかなって、逃げることと同じくらい軽くなって、続けることと対等に選択肢の一つって、考えることができるようになってきた。
そういえば、私の旦那さんのご先祖様は、由緒だだしい武家の家らしいですが
そのご先祖さまは、逃げることで、家を守ってきたと聞いたことがある。
戦略の一つでもあるんだね、面白い。
先生のコメントから、自分が軽くなるためのいろいろな見方ができるようになって、なんだか楽しくなってきたのでした。
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