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お世話になったもの

部屋を片付けていたら、久々に出てきたもの。

2年くらい前まで、腰痛、膝痛に悩んでいたころにお世話になったコルセットとサポーター。

保育士という仕事柄、腰痛には結構悩んでいたし、出るたびにコルセットを巻いて仕事していた。

膝は、たまに痛くなることがあって、その時にお世話になっていたもの。

そういえば。。。

ここ2年くらい使ってないなぁ。

身体の原理や、自分の身体の動かし方を認識して心地の良い動かし方をすること、自分でできる簡単なセルフケアを学んでから、この方々の出番がくることって、なかった。

2年くらい前までは、月1回、整体で施術してもらっていた。月に1度メンテナンスしてもらっていたものの、痛くなることが多かったし、逆に、みてもらえる安心感もあって、安心して痛くなっていた感じもあるのだけれど・・・。
痛くなるまで頑張っていた自分、偉い!みたいな。。。

それが、自分の身体を細かく観察することが日課になってから、自分でケアできるようになったり、
自分の身体の動かし方でどこにどんな反応が起こるかを観察して認識していくことで、自分の心地いい身体の動かし方を探っていくようになったり
痛いなぁと感じた時は、自分で簡単にできる方法でケアできるようになったり

「痛いので治してください」という目的で、何かの施術を受けることがほとんどなくなったなぁという。→施術の練習で受けることや、学びの一環で受けることはあるのですが。その時の体調で、生理痛とかいう時はあるけれど、痛みをとってほしいではなくて、痛みのある状況が自分の身体の変化でどうなるかなぁみたいな感じになったというか。

コルセットやサポーターにお世話になりながら頑張っていた日々がある。
限界を超えて、身体に鞭打ちながらやっていた。それが頑張るってことだったから。
だからこそ、ケアしてくれる人が必要だったし、そこで踏ん張るってことが自分のやりがいだった。

その日々があるからこそ、心地よい身体の動かし方があることを知ったし
自分で自分の身体を労わることができることを知った。
限界を超える前に休む選択をすることができるようになった。
必要なら施術してもらうという選択肢もあるし、自分で整えるからこそ、受ける施術もより力を発揮することも知った。
何よりも、自分の心と身体が心地良くなるようなことを選べるようになった。仕事もそう。

頑張り方を変えること、自分で自分の身体のことをしっかり見て氣付いてあげることで見えてくる世界があるんだなぁということを最近は感じている。

コルセットたちも、もう使うことはないかもしれないけれど
頑張る日々を送っていた自分もとっても愛おしくなった。
ごめんなさい、ありがとう。そんな感じ。

頑張る日々を支えてくれていた整体の先生や、悩んだ時に話を聞いてくれた方々、
陰ながら応援してくれていた方々、振り返るとたくさんの人に支えられていたなぁ。
ありがとう、、ってしみじみ思った。

その時があるから、今がある。

頑張っていた時期に
「あなたはもっと楽になっていい」
って言ってくれた方もいたのだけど、その時には、その「楽」が全くわからなかった。

だけど、今、「楽=心地よさ」という自分の方程式ができて、自分の心地よさを選ぶことができるようになった。頑張ってきた身体のしんどさを、ちゃんと感じて認めたから。
当たり前じゃなかった。しんどいんだって。無理って。ちゃんと認めた。
そこから、自分のいろんなことが変わったなぁと思う。

過去と今。この連休は、過去のいろんなことを思い出して懐かしんでました。
全ては自分が歩んできた証なんだな。

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