育む〜くらげと保育と〜

毎日くらげ体操をしている。

くらげ先生が、最近、くらげ体操から、さかな体操を教えてくれた。←ここだけみると何のこっちゃ(笑)

身体は人類の進化の名残がちゃんと残っているから、そこを育んでいくことが、身体の機能を100パーセント引き出すことに繋がるのではないか?ということから、くらげ→さかな→爬虫類→鳥類→獣→猿・・・という順番で、その動きを育んでいくことを、○○メソッドで伝えてくださっている。

しっかりその段階を育むこと。

これは、保育でも一緒。

○歳がきたからこういうことをしましょうってことには絶対にならない。

一人一人の子供の成長段階があって、それに見合った援助をしていくことが大切。

おしめを外したいっていうこともそうなのですが、

これは、膀胱の機能が育っておしっこを膀胱に溜めることができて、自分で尿意を感じてトイレで排泄するということができないと、こちらがどんなに頑張っても、子供には負担になってしまう。そろそろトレーニングパンツを・・・と声をかける場合は、お昼寝から起きた時に、おしっこがおしめに出ていないことが増えてきて、トイレに座っておしっこが出ることが増えたら声をかけるようにしているし、そこを目安にして待ってもらうこともある。おしっこを膀胱に溜めることができても、トイレでおしっこができないという子もいるのです。トイレが怖かったり、座ると出ないということもある。身体の機能が育ってのことなので、とても個人差があること。人と比べることではなく、発達に応じてやっていくことが本当に大事。

遊びでもそうで、

自分の好きな遊びを見つけて、とことん遊び込むことができたら、自然と他に目が向くようになる。

積み上げたものを壊す、ものをひっくり返す、こういう遊びって、大人からしたら、「せっかく作ったのに。。。」って思ってしまいがちかと思うのだけど、壊す遊びって、すごく大事。音、感触、形の変化とか、子供って本当に感じて喜んでやっている。こっちが悪戯と思うことも、子供にとっては身体と心を育む大事なもの。←だから、こちらもストレスにならないやり方を探すことも大事だと思ってます(笑)

子供たちの中で、じっくりじっくり育むことができたら、次の段階が見えて来る。

友達と遊べない・・・そう心配される保護者の方も多いのですが、

一人で自分の好きな遊びをすることがしっかり満たされたら、自然と目が向いてくるとも思ってます。

だから、心配せず、まずは見守る。

子供には子供の発達段階がある。

自分には自分の成長段階がある。

同じ年齢でも、みんな心も身体も違うもの。比べることはあったとしても、目安くらいにしたらいいと思う。育ち方はそれぞれ違うから。

じっくり育んでいくことがやっぱり大事だなと思います。





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