3年で単黒、5年で累損解消

よく、新規事業で言われる言葉です  。新しく事業をして、3年で単年黒字(それまでは、赤字でオッケー)、5年で、開発費などふくむ累積した出費をペイしてしまうみたいなです。
あと、センミツという言葉もあります。これは、開発の前段階の研究からですが、1000テーマがあったら、3つが、事業に結びつくみたいなやつです、ここでいう事業と言うのは、10年で、売上100億円みたいなやつです。そしたら、下手な鉄砲数打ちゃあたるですね。で、売上100億円めざすにも、いきなり、ホームラン目指すのもありますし、コツコツ、ヒットを積み重ね、ピボットしながら(野球用語とバスケット用語が混在してますね)、というストラテジーもあります。小生が、一部上場会社で働いていた時の事業提案では、パトランは、ヒット狙いでした。そこから、おっぱいデバイスじゃない超柔軟UIで、10年で100億円です。
もう、一部上場企業のひとではなく、個人企業主なので、パトランで、十分です。今年で3年目、ようやく、軌道にのる兆しが見え始めました。
想定してたといえ、正直、どきどきしていました。
実は、あと1年ちょっとで、資金時は、手持ちのお金(退職金を含む)が、ショートすることが予想されていて、それで、そのモラトリアム期間を延ばそうと、大学に勤め始めましたから。
新規事業は、ある意味、博打、「運を天に任せる」です。そんなことを社名に掲げるゲーム会社がありましたが・・・。
まだ、成功したとはいえず、その兆しが見え始めたところですが、また、違う商品で事業するという気にはなりません。今度は、運悪く、失敗するかもしれないからです。そう、新規事業の成功なんて、所詮、運、天に任せるしかないですから・・・。
あとは、いや、天に運任せでなく、論理的に考えて、成功しました!みたいな本を書いたり、講演でもすればいいんです、たぶん。
ああ、それから、一部上場会社には、売上の3%を開発費に回すという不文律みたいなものがあって、そうしないと、株主から、ここの会社は将来について考えていないと思われるからです。なので、売上3%の開発予算が組まれ、それを、いかに消費するかというのが、研究所のマネージャーの課題で、そこから、事業はでなくていいんです、だって、事業は、その予算をオーバーするリスクを背負うわけですから。予算の範囲内で研究して、実用化には至りませんでしたというのが、安全なのです。それを、「開発ごっこ」というのですが、若い人は、煮え切らない上司に、憤りを感じるわけですが、今思えば、それも、ああ、そんなことあったよなぁと・・・。
あれ、これ、前にも書いたような記憶が・・・。

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