【哲学】終わりを意識することが大切である３つの理由

今回は「終わりを意識することが大切である３つの理由」について記事を書いていこうと思います。いろいろ人生について考えている方もいると思うのでさっそく結論から書いていこうと思います。

①人は死を避けられないから

②終わりがあるからこそ向き合える

③終わりと始まりはセットだから

①人は死を避けられないから

終わりを意識することが大切である理由１つ目は、人は死を避けられないからです。人はいつか死にます。当たり前のことですが、そのことをなかなか受け入れたり考えたりすることはきわめて難しいことかもしれません。

ですが、今のところは死を避ける方法はありません。

死とは何かというと、少なくとも体は動かなくなるし、記憶はなくなるし、いくらかのお金や財産が相続され、火葬などによって埋葬され、お葬式が行われます。

天国や地獄、彼岸やあの世があるかはわかりませんが、それくらいのことはわかるわけです。

だからこそ、その「死」という終わりに向けてどう過ごすのかを考えることは有意義なものになります。死なない程度のチャレンジなら多少怖くても頑張ってみようとか、自分の世界を広げてみようとか、前向きな気持ちがわいてくるはずです。

✔ポイント　死は必ずしもネガティブなものじゃない

②終わりがあるからこそ向き合える

終わりを意識することが大切である２つ目の理由は終わりがあるからこそ向き合えるです。

この世のありとあらゆるものはいつか終わります。人間関係、習慣、会社、友だち、などなど終わらないものはありません。いつか必ず終わります。

終わるからこそ、その対象と向き合うことができます。なぜそれが自分に必要だったのか、大切だったのか、そして今でもそれを終わらせたくないのか、終わりを意識しなければ考えられないことばかりです。

永遠に続くものはありません。だからこそ、その都度ちゃんと向き合って終わらせていくことが大切だと考えています。

✔ポイント　しっかり向きあって、ちゃんと終わらせる

③終わりと始まりはセットだから

終わりを意識することが大切である３つ目の理由は終わりと始まりはセットだからです。何かを始めることばかり考えてしまうときってあると思います。自分もそうでした。

しかし、何かを始めるには何かを終わらせなければならない時ってあります。始めることばかりを考えてたくさん始めて自分を苦しめてしまう。

そんな時こそ、他のことをしっかりと終わらせるのです。終わらせることで、ハレバレとした気持ちで新しいことに取り組む勇気が湧いてきます。

さらに、一度終わらせてもまた始めればいいと思います。いったん離れることで向き合うことができるし、安心して忘れることが出来るでしょう。

✔ポイント　おわりと始まりはワンセット