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ボールは持たずにすぐ返そう

自分の役割が変わってから意思決定の判断を求められることがとにかく増えました。

そういった機会が増えた場合に、自分が特に意識していることはとにかくすぐに判断して相手に返すことです。

もちろん、会議中や話している時に返すことを奨励しているわけではありません。会議や会話の中ではその人の価値を出す必要があるので、その中でしっかりと価値を出して欲しいと思っています。

一方で、すぐに返信できること・片付けられることは早急に対応しています。もし仮に、対応を遅らせる際は以下の点を踏まえた上でそのような判断をする必要があります。

1. 頭の片隅に残るので脳内リソースが圧迫される

対応しないことで自分の中でまだ解決していない問題となり、その問題が解決されるまではずっと頭の中に残り続けてしまいます。

それが1つや2つであればまだ良いのですが、どんどん積み重なって気づいたら自分でも把握できないほど抱えてしまった場合に、頭の中がよく分からない状態になってしまいます。

並行して同時に考えることは頭の負荷がかかる割に効率があまり良くないので、早めに解決して脳内リソースを出来るだけ空いている状態にすることが大切です。

2. その決定によって動く話がある

決定や判断を求められる場合、その後に何かの動きが起こることがほとんどです。つまり、決めない限りは次の話に進みません。

もちろん決まるのを待ってもらっている間に相手は他のことをやっているとは思いますが、相手の頭の片隅にその内容が残り続けるため、効率は落ちてしまいます。

自身の動きの遅れが他の人の効率を落としている可能性があると考えると、早く決めないといけないという気持ちになります。

ボトルネックになってはいけない

ここまでの話より、下手にボールを持ってしまうことで、自分が誰かのボトルネックになっている可能性があることに気づかなければなりません。様々な仕事が並列で動いている中で、自分の決定や判断が遅れることで全体や誰かの動きを遅らせているかもしれません。

もちろん全ての場合においてそうだとは言いません。わざと一旦遅らせることで仕事量の調整をしたり、時間をかけることで良い結果を生むケースもあります。ただ、基本的には速いは正義です。

決めることが難しいこともあるかと思いますが、まずはどれだけ早くそのボールを相手に返せるか、それを意識していくことが大切だと思います。

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