Apple WatchからXiaomi Smart Band 9に変えた話
2018年の5月頃からずっとApple Watchを使っていたが、最近Xiaomi Smart Band 9に変えた。
使っていたApple WatchはSeries 3。ちょうどSeries 10が発表されるそうなので何世代前なんだという話である。
変えるキッカケになったのはApple Watchのバッテリーがすぐになくなるようになったからである。半年前から気づいたら電源が落ちていることがあり、モバイルSuicaを使おうとしてApple Watchを見たら電源が落ちていたことが度々あった。その時は再起動すれば使えたのだが、それがついにバッテリーがあっという間になくなるようになったので寿命が来た感覚である。あっという間になくなるとはどういう状態かというと、バッテリー残量を確認した10分後に15%くらい減っている状態である。
当初はまたApple Watchを買おうと思っていたのだが、以下の理由でApple Watchを買うのをやめた。
Apple Watchをやめた理由
価格が高い
2018年にApple Watch Series 3のGPSモデルを買ったとき約3, 4万円くらいだった記憶があるが、最新のSeries 10のGPSモデルの価格を見たら約6万円と6年で価格が1.5倍になっていた。Apple Watch SEで3万5千円なので、Series 3と同等の価格にはなるが機能的には出来ることが少ない。
何も考えずにとりあえず買っても良かったが、金額的にも大きいので使用用途を挙げてみて、代替手段が用意できればやめようと思った。
使いこなせていない
これまでの使い方を振り返ってみると主なものは以下の通りだった。
通知の確認
モバイルSuicaの利用
スマートロックの施錠・解錠
フィットネス系はOura Ringをメインで使っているのでApple Watchからの数値は見ていない。
他にも意識していないところで利用している機能があるかもしれないが、この3つさえ置き換えられればApple Watchである必要がない。つまり、あまり使いこなしていないのである。
ということで、置き換えてみた。
通知の確認: 基本的には他のスマートウォッチ、スマートバンドも対応しているので問題ない。
モバイルSuica: iPhoneから利用すれば良さそう。スマホは普段から取り出しやすい位置にあるので、使い勝手という点でもあまり変わらなさそう。
スマートロック: これまでSESAMI miniを利用していてWatchアプリから施錠・解錠していたが、こちらもかなり古いものなのでこの機会に最新のSESAMI 5とSESAMIタッチを購入した。
SESAMIタッチは登録したICカードや指紋で解錠、登録していない指紋や何かをかざせば施錠できるので、Apple Watchでアプリを開いて操作するよりも便利になった。
これでApple Watchである必要がなくなったので他のスマートウォッチ、スマートバンドでも良くなった。
スマートウォッチ or スマートバンド
ここで、スマートウォッチにするか、スマートバンドにするかの選択肢があるが、以下の理由でスマートバンドにした。
ベルトの幅が細い
これが大きな理由だが、子供を抱っこする際にApple Watchだと時計のベルトが邪魔だなと思うことがよくあった。そのため、抱っこの度に外したりして不便だったので、なるべくベルトが細く、抱っこする際に干渉しないものが良かった。そうなるとスマートバンドのほうが細いので都合が良かった。
多機能である必要はない
スマートウォッチとスマートバンドで比べると機能的にはスマートウォッチのほうが多機能である。ただ、今回の用途だと時間と通知さえ見れればそれで良かったので、機能性はそこまで重視していなかった。
価格
iOSと連携できるApple Watch以外のスマートウォッチを見てみると、1万円から3万円とApple Watchと比べると安いが、スマートバンドの価格が5千円から1万円なので、スマートバンドで事足りればそちらを選ぶ他なかった。
ということで、スマートバンドの中からXiaomi Smart Band 9にした。
Xiaomi Smart Band 9にした理由
価格が安い
5,480円と圧倒的に安かった。Apple Watch Series 10の1個の価格でXiaomi Smart Band 9が11個も買えてしまうのは大きい。仮に壊れたとしてもすぐに次を買う事ができるので、とても良いと思った。
バッテリー持ちが良い
Apple Watchは1, 2日で充電が必要になるのに対し、Xiaomi Smart Band 9は21日もバッテリーが保つらしい。まだ使い始めたばかりだが、100%の状態から充電せずに2日使ってみたところ、バッテリー残量がまだ97%も残っている。ここから一気に減るかもしれないが、毎日充電していたことを考えると充電いらずなのはとても楽だなあという気持ちである。
小さいのが良い
Apple Watchと比べると本体が小さく、ベルトの幅も細いので良い。具体的にはApple Watchはつけっぱなしで寝ようとしても気になって寝ることが出来なかったが、これはつけっぱなしでも気にならない。また、ベルトの幅が細いので子供を抱っこするときにもつけっぱなしで利用できる。
過去版を使っていた
似たような製品でHUAWEI Band 9というのもあり、こちらと最後まで悩んだが、過去にXiaomi Smart Band 7を買ったことがあり、その際の利用体験が良かったのでXiaomiを選んだ。
次点候補
ここまでスマートバンド一択という雰囲気を出していたが、次点はスマートウォッチのAmazfit Balanceだった。良いなと思った理由は単純に見た目がカッコいいから。
様々な機能があるが、正直そこはどちらでも良い。GPT-4o搭載となっているがあまり興味がなく、見た目だけで次点とした。
おわりに
スマートロックの買い替えも含めるとトータルで1万3千円ほどとなったが、それでも新しくApple Watchを買うよりはお得に、なおかつ便利になったので良かった。
Watchアプリを作りたくなった時にもしかしたらまた買うかもしれないが、その時まではXiaomi Smart Band 9を使っていこうと思う。