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副業2年目を頑張ってみた件

はじめに

副業も2年目を無事に終えることが出来まして、振り返りがてらこんな事やってましたっていう共有ができればなと思っています。

自分含め30代前半から20代中盤とかで、仕事とかキャリア設計とかに悩む人へのエール的な気持ちで書いています。

ちなみに昨年同様、マルチとかそういうのには一切手を出しておりませんのでご安心ください笑

いくら儲けたの?

兎にも角にも、いちばん気になる部分先にお話ししないと先読んでもらえなそうだなと思ったので公開します笑

収益的には結果として去年と変わらずでしたが、案件数としては2社に絞り、企業さんと長期的な関係値の形成と成果に貢献できるような形に業務内容をシフトしました。たまーにスポットコンサル(1~2時間の企業からのインタビュー等)で1~3万円/回程度のお小遣い稼ぎもしたりしましたが、微々たるものなので割愛しています。

案件数を絞った理由としては、副業にあてる時間を作るのがプライベートと本業の兼ね合いで厳しかったのと、単純に複数案件の同時並行することが業務効率悪いなと感じたからです。

2社に絞ったおかげでコミュニケーションにかける時間が圧倒的に減ったことと、仲良くなったことでより裁量権をもった面白い仕事にも取り組めるようになったのが得られたメリットだったかなと思っています。

一方、最終的には1社に依存するような形で受注が絞られていたのもあり、個人事業主的な観点からはリスキーな選択だったかなと思っています。

どんな仕事したの?

お世話になった2社のお仕事はざっくりこんな感じです。

昨年から継続してお世話になっていたITベンチャーA社さんとの契約が、新規サービスの方針転換もあって昨年の頭ごろで一旦終了した後、すぐにITベンチャーB社さんとのお取引を開始した形となります。

はじめて取り組んだSaaSツールの導入支援という領域ですが、コンサルっぽい仕事と開発受注の提案活動に慣れていたのもあり、これまでの知見の横展開でいけたのは新たな発見でした。

ITベンチャーB社さんの先にいるクライアントの方とも長期的にお付き合いを重ねる中で、追加受注としてWEBサイト開発もさせていただくことになり、信頼が売上を生んだ経験は個人としても嬉しかった出来事でした。

どうやって受注したの?

今年の受注にあたっては以下の2点です

昨年からの継続受注

2022年から継続していたITベンチャーA社さんに関しては、年末くらいから業務支援を開始してから開発を進めていた新規サービスが、世間を賑わす新規技術の登場によって停止する方向を打診されていました。

こういう時にスグに方進転換できる意思決定ができるのもベンチャーの強みで素晴らしいなと思いつつ、個人事業主としてはリスクにもなるんだなあと学んだ一件でした。

とはいえ、フットワーク軽く生きれるのが個人事業主の強みでもあるので、こういう時のために複数案件を受注したりすることでリスクヘッジするのが重要なんだなと思いました。

ITベンチャーA社さんは開発停止の判断をする3ヶ月前くらいから案件終了をほんわり伝えてくださってくれていた(マジで優しい)ので、案件終了前に営業活動できたことが良かったです。

クライアントからのスカウト

「さあ、受注に向けて営業活動を再開するぞ」って思って、まず、各種副業サイトに記載している職歴や副業経歴を最新に更新しました。

その後、クライアントに見つけてもらいやすいようにアカウントのステータス(副業の受注意欲を示す項目)を「積極検討中」に切り替えておきました。

その3日後くらいからバシバシ案件のお問い合わせがもらえるようになりました。

これは余談ですが、おそらく各副業サイトの仕様として候補者のプロフィールの更新頻度とかアカウントのステータス状態(積極的に案件探し中なのか、とか)をクライアント側に開示しているのかなと思います。

もし、個人事業主として案件さがしている状況とかであれば、なるべく副業サイトの情報は常に最新かつ頻繁にアクセスしてあげると良いかもしれないです。

ちなみに2021年に実践した副業の実績もあってか、今回は自身でゴリゴリ営業をかけるというよりはクライアントさんからお声掛けいただける機会が増えました。

また、2021年に本業の方を転職して1年経過したタイミングだったのですが、転職を前提とした副業スカウトみたいなご連絡を多くいただけるようになりました。

もともと本業の方はキャリアに箔をつけるために転職したのもあって長居する気もあんまりなく、良い機会だなって思っていろんな企業さんと積極的に面談していました。

副業選びの軸としても、将来的に転職しても良いかなと思う企業さんとの取り組みを優先するようにしていました。

結果、働く人の雰囲気や事業内容も興味あるマッチしてとあるベンチャー企業さんとご縁があり、副業として関わらせていただくことになりました。

ちなみによく使っている副業サイトは以下となります。

副業2年目を終えた感想

副業も2年目を終えて、いろいろ考える余裕がうまれたので、これはシェアしたいなと思ったことが以下の2点になります。

結局やりがいは自分が作るしかない

本業の方でも副業の方でも思ったことなのですが、仕事における「やりがい」っていう報酬は、結局、自分の中にしか価値がないものだなと気づけたのは大きな出来事でした。

たまに会社や上司から「仕事におけるやりがいとか成長機会を貴方に与えています」という言葉をいただくことがありますが、それに対して価値を感じるのはあくまで自分であって他人でないというか。

報酬は与えられるものでなく、取りにいくものというか。

自身がやりがいに感じる仕事も、成長していると感じる仕事も、自分にしかその価値を決めることはできないので、結局は自分がそういう仕事を自らの手で取りに行くしかない、思ったのが2年目を終えて感想でした。

そう決めたおかげで副業でも本業でもやりたい仕事に取り組めたので、健やかなメンタルで生きれたなって思います。やりたい仕事でお金もらえる時がいっちばん幸せ。

お金が広げる選択肢が安心をつくる

本業と副業のW収入のおかげで結構な貯金ができたりしているのですが、そのおかげもあって2023年はいろんなことを実現できる余裕や手段になったりしました。

個人的なことでは数年ぶりの海外旅行でアクティビティや食事に対してケチらずお金を使えたり、家族的なことでは祖母の最後を看取るために1ヶ月ほど無休でも良いから休職したり、キャリア的なことでは転職活動において年収をあげる一助になったり、社会的なことでは銀行で住宅ローン組む時に与信枠が広がったり。

あんまり、お金、お金って書くとイヤらしく見えるかもですが、シンプルにお金があることで選択肢が増えるということには真剣に向き合うべきだなと改めて思いました。

金額の多寡を他人と比べてどうとかではなく、自身が実現したいことを実現する手段としてお金をみたときに、必要な時に必要な分を必要なだけ持っておくことが重要だなと。

当たり前なことだけど、30代にして改めて気づけた事実だったかなと思います。所詮、資本主義。されど資本主義。

さいごに

3年目を迎える今年ですが、今年は自分がより自分らしく生きるために本業の方で挑戦したいことがあり、副業は抑えめにしながら、得たい結果を残せればなあ、と。

30代前半において、どんな場所で生きるか、何にお金を使うか、誰と一緒に過ごすか、みたいなことに改めて真剣に向き合う機会が増えてきて、ひとつひとつの選択肢に責任を感じています。

とはいえ、たまに自分の人生がゲームみたいに思えてくる時もあり、結局はどの選択肢にベットするかだけのギャンブルみたいなもんだなとも思います。

大体、3年に1回くらいの頻度で人生の博打してる気がしますが、今年はちょうどそのタイミングかなと。今回も正解にできるように実直に行動していこうかなと思います!

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