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くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第94回 「障害者の『生きるコスト』の高さと発達障害者が他の障害から学べること」ってお話

[く] こんばんは。くらげです。

[寺] こんばんは。寺島です。さて、今週も東京では雪が降ったようですね。

[く] そうなんですよ。あおは雪が降る前日に必ず寝込むんですが、今回も例外なく。大変でしたよ。あと、ふらついて倒れそうになって本棚代わりに使っているメタルラックを掴んだらそれごとぶっ倒れて大変なことに。

[寺] うわ、それ、怪我はなかったんですか?

[く] 幸い怪我はなかったんですが、結構重い上に肩を抑えられた格好になったので起き上がれないと。助けを呼ぼうにもボクは寝るときは人工内耳も補聴器も外しているから気が付かなくて20分ほどそのままだったそうですよ…。

[寺] うわぁ、寒い中それは辛い。どうすれそういう事態を回避できるんでしょうね?

[く] わかりません。それで頭を抱えています。

[寺] でも、怪我がなくて何よりでした。発達障害者は「よくわからないところで怪我をする」と言われますが、まさかそんな状態になるとは本人にもー思いもよらないですよね。

[く] 発達障害児のいる家では子どもの安全対策のためにかなり工夫をしていると聞きますが、寺島さんの家ではなにかやっていますか?

[寺] 特に意識してはないですけど、そう言われるともう子どもたちが赤ちゃんの頃から変わってないかもですね。とりあえず、触って動くもの(家具)は基本的に置いてないです。触っただけで開く扉もない。雪崩を起こしそうな棚もないです。

[く] まぁ、今から思えばボクも落ち着きのなさゆえの怪我は無数にしていた気がします(笑)しかし、最近は怪我というか頭部をぶつけることには気をつけています。

[寺] 大人になると気をつけるまでもなく頭部をぶつけることは減ると思うんですが、そういう常識が通じないのが発達障害(笑)かく言う私もよく車に乗るときに頭をぶつけてます。

[く] ボクは人工内耳を入れているじゃないですか。人工内耳って外部装置と内部装置にわかれるんです。外部装置は耳にかけて外側の音を集め電波に変換します。その電波を頭部に埋め込まれた内部装置が受け取ってそこから細胞を電気信号に変えて音を聞き取るんですよ。

[寺] ああ、それで頭に衝撃が加わると人工内耳が壊れてしまう危険性があるんですね。それは慎重になならいと。

[く] そうなんですよ。しかも修理代が莫大になる可能性もあるし、内部装置が故障したら入院で手術して取り出さないといけないのでそれはもう戦々恐々です。

[寺] 自費なんですか?故障や手術などの費用は。

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妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。