くらげ寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第20回 「靴紐を結べないなら紐がない靴を履けばいいじゃない!」ってお話
[寺] こんばんわー。へろへろです。
[く] こんばんわ。なんか九州に台風12号が向かってますね。
[寺] 今年は本当に台風に振り回されてます。10号も長いこと海上をさまよっていましたし。
[く] 今年の台風はすでに各地に洒落にならん被害を巻き起こしてますが、我々にとっても体調をゴリゴリ削っていきますね。台風10号ではあおが仕事休まざるをえないほどに体調悪くなりましたし。台風10号の時の気圧計見ます?
[寺] 見るだけで気持ち悪くなりそうですねー。わたしのところは、娘>息子>私の順で体調が悪くてもー。旦那は最近かっぱ活動に夢中であてにならないし(笑)
[く] そこは(笑)さて、今回は不器用さをテーマに話そうと思っています。
[寺] 不器用さですか…。あまりに不器用なところが多くてどこから話したらいいかわからないですよ。
[く] 実はボクもです。うーん、寺島さん、靴紐結べます?
[寺] 一応できますが上手ではないです。くらげさんは?
[く] どういうわけか、靴を蝶結びしようとすると紐が横にならないんです。縦になるんです。
[寺] わかる!丁寧にやったつもりでも、きれいに結べないしすぐにほどけちゃうんですよね。
[く] そのたび結び直せばいいのですが、あまりの結び目の汚さにあおが「結ばせろ」と紐を結んでくれたりしますね。
[寺] あら、ごちそうさま。わたしの息子も中学まで靴紐結べなかったんです。でも、海外研修に行く前、スケート靴を履くために特訓しました。折り紙のおり方みたいに、紐の位置を図解にして渡してね。
[く] スケート…。スケートは嫌だ…。アレは怪我するためにやるものだ…。
[寺] あ、そういえばくらげさんは北国生まれでしたね。スケートやスキーはできます?
[く] 体を動かす、ということそのものが不器用っぽいんですよね。特にスケートやスキーのような不安定なものはホントダメです。どうも耳の平衡感覚を保つ神経が駄目っぽくて。何度も蔵王に連れてってもらいましたけど、全くうまくなりませんでしたね。今でもスキーの何が面白いか一切理解できてません。
[寺] ああ、くらげさんの平衡感覚のなさは聴覚障害からきているのもあるんですね。
[く] 聴覚障害でめまいを併発する人は多いですからね。ここはけっこうわかるんですが、発達障害者が平衡感覚弱い人が多いのは原因わかってるんでしょうか?
[寺] 発達障害者の場合はまだよくわかってないんじゃないかしら?でも、なんか視覚優位とかと耳の関係はありそうですよね。
[く] そうですねぇ。で、話戻るんですけど、あおはスキーとスケートが得意です。それを聞いたときボクはかなり驚いたんですけど。
[寺] あら、わたしもスケートは苦手じゃないですよ。普段から歩くのが不安定だからかしら(笑)
[く] 冗談抜きでそうなんじゃないですか(笑)あおなんかいつも地面に足付いてるのか?って歩き方しますし。逆にボクは普段歩くのがどっしりしているから足場不安定だとコケやすいのではと。
[寺] それはくらげさんが体格良すぎるだけでは(笑)あと、不器用エピソード何かありますか?
妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。