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くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第124回 「精神科は普通の病院だよ!ADHDの受診をしたいときはどうすればいいの!?」ってお話

〔く〕 こんばんは。くらげです。

〔寺〕 こんばんは。寺島です。さて、先々週から話題になっていた障害者雇用水増し問題ですが、新事実がぼろぼろ出て来ましたね。

〔く〕 8月28日の関係閣僚会議で計3,460人の障害者雇用水増しが公表されました。これはこれまで国が発表していた省庁で雇用されている障害者の約半数にあたります。雇用率は2.49%から1.19%に落ち込みます。これはもうどうしたらいいの、っていうかどうしようもない数字です(笑)

[寺] くらげさんは呆れて笑っているよ(クランボン風に)とはいえ、すでに報道が下火になっているように感じますね。何が問題かが社会的なイシューになっていないというか。

[く] 世間的な盛り上がらなさにも正直なところ精神的なダメージを食らっているわけですが、まぁ、そのへんは忸怩たる思いながら受け入れざるをえないんだろうなぁとは。

[寺] そういうものだという事を学んだと思って。どうしても自分のいるところが中核の意見だと思ってしまいますからね。それを踏まえてこれからどうするか、です。

[く] 厚生労働大臣は「各省庁に年内になんとか雇用率を充足させるように指示する」と言っていましたが、まぁ無理でしょうね。というか、「出来のいい障害者」は何度も言ってますが障害者の人材市場では枯渇しております。それをどう確保していくか、ですねぇ。まぁ、これからの成り行きを見守りたいと思います。

[寺] というところで、今回の本題です。私の夫がとうとうADHDの診断をもらいましたよう!

[く] 寺島さん一家は全員障害があるということでしたが、旦那さんIDDM(Ⅰ型糖尿病)でADHDの疑いという話で、発達障害の診断はもらってなかったんですよね。話を聞いているとどう考えてもADHDなのですが。

[寺] 私は病院に連れていきたくてチャンスを待っていたかんじだったのですが、本人が困ってないと言い張るので、え~と言いつつ放置してたわけです。それが、今年の春ぐらいから、少し職場環境が変わったのに伴い、職場に「雑用」が増えて完全にパニック状態になりまして。いつも赤い顔で「むーん」としてるし、話は全部上の空だしという状態が続いていました。ついに先日、朝「しごといきたくねー」といいつつ玄関でぼんやりしていたので「今ダッ!」と(笑)本人は鬱になりかけてる?のかな?と思って、病院に行くことに同意したようですが。

[く] 仕事や家庭環境が変わると発達障害が露見しやすい、とは言いますが、自覚しやすい時期でもありますよね。しかし、大人になってからADHDだと感じてもどこに通院していいかわからない、とか受診する方法がわからない、とかよく聞きます。ここは一つ、旦那さんがどういう流れでADHDの診断に至ったのかをじっくりですね。

[寺] まずは病院選びですかね。なんでか夫は「糖尿病の薬使ってるから他の薬と併用するのは無理だ。医師が糖尿病のことを分かっているか信用できない」と言っていたので、糖尿病の治療に実績のあるところが良いなと思っていました。それで、糖尿病や透析に実績のある病院と関連したところに、老年性の認知症などを扱う精神病院があるはずだと当たりをつけて探してみたら、近所のデイケアのグループ施設に精神科があることが分かりました。とりあえずそこに問い合わせてみたら「診ますよ」ということだったので、そのまま通うことに。

[く] ネットで評判などを調べたのではないのですね。糖尿病があるから、お年寄りがかかる病院という切り口で探したのが、功をそうしたと。

[寺] 本当に家から5分なんですよ、ラッキーでした。糖尿病の治療との兼ね合いについては…仮にも医者がⅠ型糖尿病を知らない訳はないんですけど(笑)薬の量や投薬頻度と、血糖値を確認してカルテに書き込んでいるのを見て「なんだ分かってるんだな」と納得したみたいです。

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妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。