2023年7月17日(月・祝)女子サッカーを調べると面白い

ワールドカップの開幕が直前に迫る女子サッカーについて本を引っ張り出して調べてみるとやっぱり面白いですね。悲しいかな女子サッカーは不遇の時代が長い。激しくぶつかり合うことから「レディー」にふさわしくないと考えていたのが第1次大戦で状況が変わり軍需工場で働く少女たちが始める。試合は観客も入り入場料も得られるようになるが売り上げは戦争の義援金に使われたり、労働者のストライキの支援のために使われたりと。つまり一人前といえない状態でありこれが長く続く。FIFAもなかなか重い腰を上げずようやく1980年代初頭になって女子フットボールを国際的に発展させるべきだという考えが形成されていったとか。あまりにも遅いですね。この根底にあるのが「女性は男性と同じようにフットボールをプレイすべきか」という意識であるようですね。つまりは「性差」問題。過去には女性選手が胸を守るためにハンドのルールを一部修正するべきという提案も出されたとか。これは実施に至らなかったが当時どのように女子サッカーをとらえていたか分かりますね。9回目のワールドカップとなる今回も、プレイヤー側の行動に注目していきたいですね!


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