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完璧主義はクソなんだけど捨てられない「書く習慣」1ヶ月チャレンジDay11
今日は「自分の嫌いなところ」について書きます。
自分の嫌いなところは、完璧主義を捨てられないところです。今日は本音ベースで書いていきたいと思います。
軽く自己紹介すると、30代男性、教員です。メンタルダウンを経験し、3年間休職をしました。その後復職し、「5年後も笑って働くこと」を目指してやっています。よろしくお願いします。
完璧主義。
「やるからには、高いレベルを目指したい」「ものすごくちゃんとできないと嫌だ」「100点満点でないとダメ」などと高いレベルを設定し、
その基準をクリアできるように
「できる限り努力すべき」「手を抜いてはいけない」と追い詰めてしまう。
この完璧主義を、自分だけに向けるのではなく、他人にも求めた自分がいました。
勉強も、部活動も、高いレベルを。本当はとても緊張しやすい繊細な自分なのに、生徒の前で「厳しい先生」でいないといけない。そうするのが、教員としてあるべき姿だと考えていました。
そんな僕についてきてくれて、成果や達成感を得られた生徒がいる一方で「この先生息苦しいよ…」と思った生徒もいたでしょう。
高いレベルを自分にも他人にも求めて、結果的にメンタルダウン。休職という形になった理由は、仕事の重なりや長時間労働などもあるけれど、性格要因として「完璧主義」が大きかった。
休職して、自分を見つめ直した。
なんであそこまでがんばったのだろう。なんで手を抜けなかったのだろう。
実際、休職してから「完璧主義は捨てよう」「これからは60点主義でいこう」と心に決めたにも関わらず
「うつを絶対に治してやる」「休職の確率を1%でも下げたい」
そんな風に、休みながらも頑張ってしまう自分がいました…。
カウンセラーと話し、また自分と同じように療養する人たちと対話した中で気づいたのは
自分の完璧主義は、「恐れ」から来ている。
ということ。
具体的に言えば、「自分は、人からガッカリされるのを、とても怖がっているんだなぁ」という気づきでした。
「人に褒められたい」という欲なのかと思ったけど、どちらかと言えば「人から失望されたくない」という「恐れ」
これが自分の完璧主義や頑張りすぎの根っこでした。
子ども時代に父親から褒められたくてもあまり褒められなかった。また、中学時代にいじめまで行かなくても、友人との関係がうまくいかなかった。このあたりに原因があるのかもしれません。
「人からガッカリされても、自分のできる範囲でがんばったのなら、OKなのでは?」「他人の評価の上に自信を築くのをやめて、自分で自分を褒めるようにしてみては?」
と試行錯誤した結果、前の自分よりは、完璧主義をやわらかくすることができています。
ただ、今も、完璧主義を捨てられない。そこが自分の嫌いなところというか、どうにかしたいところです。
完璧主義のおかげで、これまで様々な困難を乗り越えてきた。子どもの自分を助けてくれた資質だった。でも、これからは、大人として柔軟に生きていくには。どうかサヨナラをしたい。
もうこれは、ひとつの長所だと割り切ってもいいかもしれない。ただ、完璧主義は確実に自分の生きづらさの要因になっている。
これからの人生を幸福にするためにも、できれば完璧主義と上手に付き合い、自分を変えていきたいです。その過程も、またnoteに書けたらなと思います。
今日は「自分の嫌いなところ」をテーマに書きました。
明日は「自分の得意なところ」をテーマに書きます。
おわり。
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