アナログの時計がしたいから、Apple Watchをやめた。
Apple Watch S3を最初に買って、S6に買い替えた。すごく便利だった。
でも、わたしは昔からアナログの時計が好きなのだ。
だから、この度Apple Watchを卒業することにした。
Appleさん、リストバンド型、需要あると思うよ、なんてね。
作家さんが創った作品。思い出に買った腕時計。子どもの頃から大切にしている懐中時計。100年以上前に作られた骨董品。アニメやゲームとコラボした時計。どれひとつとしてメンテを怠らず、電池が切れれば時計店に持ち込み、必要であればオーバーホールに最高額5万をかけたこともある。
そんな時計たちが、Apple Watchのせいでずっと留守番をすることになっていた。たまに眺めて、電池が切れていないか確認し、埃を拭うだけの子たち。冬はそっとできるけど、夏はどうやっても滑稽になってしまう。
先月、ゲームコラボの時計の購入を決めた。
高校時代に大好きだったゲームのリメイクが最近出て、その商品化記念なのだろう。無駄になるとは知りつつも、好きな作品のグッズ化。迷ったが、買わない理由がなかった。2023年の2月に手元に来る。
そこで、Apple Watchとのお別れを決めたのだ。
でも、便利だ。歩数、通知、アラームの連動。交通系IC。
Apple Watchは悔しいが、生活に染み付いていた。
そこでわたしは「時計との共存」を願ってリストバンド型のスマートウォッチを探すことにした。
SNSの人のお勧めはFitbitシリーズ。Chargeシリーズは交通系ICも使える。
店頭に見に行って、試着した。
わたしは腕周りが13cmしかない。
Apple Watchはサードパーティの細腕用バンドを買っていた。
Chargeは便利だが、やはり太さが目立つ。
候補は2つ。
・Fitbit Inspire3
・Garmin vívosmart5
店頭で決められなくて、一旦帰った。
部屋でレビューを調べて、バッテリー持ちでFitbitに軍配が上がりそうになった。でも、よくよく調べてみると、GarminはiOSヘルスケアとの連動がある。Fitbitにはない(で、合ってますよね)。
これは決まりだ。
つい最近、社内でウォーキングの歩数を2週間競うイベントがあった。
iOSヘルスケアとApple Watchが連動し、かつそのイベントに使用されたアプリがiOSヘルスケア連動だったので、ちょっと動いただけでも歩数はカウントされていく。スマートウォッチを持っている人のほうが断然有利で、またあのイベントがあるかはわからないが、歩いていて、成果を見るのがとても楽しかったのだ。
ということで今日、Garminをお迎えし、Apple Watchは売りに出そうと梱包している。
まだ半日も経っていないが、不便なのは
・アラームの連動がされない
・交通系ICをスマホでかざす
くらいではないかな、と予想している。
またApple Watchに戻ってくるかもしれないが、これで2年くらいは過ごしてみたいと思う。
Appleさん、リストバンド型出してくれたらすぐ戻るよ。
アナログ時計が好きで眠らせている方に、届きますように。