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アニメ「鬼滅の刃 遊郭編」【感想】宇髄天元も良い漢だった!!

原作はまだ読んでないので、「鬼滅の刃」は無限列車編でしばらく止まってた。だけど、今回の遊郭編でやっとそこから動き出した!!
(といっても見始めたのが遅かったからじぶんにとってはごく最近)

とはいえ、音柱の宇髄天元。炭治郎との初対面時(柱が勢ぞろいしてた時)には煉獄さんと同様、正直あまりいい印象がなかった。(と言うか、少なくとも第一印象が良い柱はいない‥。冨岡さんも、胡蝶しのぶも決して良くはなかった…)

だけど、回を重ねるごとに性格が見えてきて、3人の女房を前にしたときの天元の回想でのセリフ。まずそこでカッコよさ爆上がりしたし、それからはもう右上がりにしかならなかった。

さて、最終回まで見てきて思ったことは、「遊郭編」とは言っても丹治郎たちがおなごとして潜んでいた(?)期間はごくわずか。あとは鬼たちとの戦いが大部分を占めていたのが少し残念だった。遊郭での彼らの日常とか、戦いが終わったあとの遊郭でのエピソード(あの優しい花魁どうしてるんだろう‥等)とか、そのあたりを漫画版ではもう少し知れたらなと思う。(もう漫画は完結してるのであくまでも願望)

それにしても、敵である鬼兄妹のしつこいこと、しつこいこと。今度こそ全滅?少なくとも誰か離脱しちゃう?と何度も思ったし、禰豆子だってついにほんまもんの鬼になってしまうん?かと思ったし、終始気が気ではなかった。そんな中でも、それぞれが踏ん張って頑張って、諦めずに何度も立ち向かっていく姿はやっぱりとってもカッコよかった。

そして、今回もあった鬼の人間だった頃のエピソード。鬼になってからは完全な悪と言ってもいいだろうけど、そんな鬼たちも以前は人間だった。人間の頃だって決していいやつらじゃなかったかもしれない。それでも完全な悪では少なくともなかった。彼らが鬼になってやってきたことは決して許せないし、同情もできないけど、それでも鬼の散り際に語られる過去の話はどこか切なくて、なんとも形容できない複雑な気持ちにさせられる。鬼退治というともすれば勧善懲悪な物語になりそうなのに、そうはさせないぞというところがまたにくい。そしてそこがいい。

「鬼滅の刃」も遊郭編をもってまたひと区切り。上弦とは言え、今回の鬼たちは一番下っ端だったらしい。しんどい。柱が何人いても足りない。今回もギリギリだったのに、それ以上の鬼に勝てる気がしない。残る柱も強いんだろうけど、もういっそのこと柱みんなで無惨のとこに出向いて戦いにいけばいいのでは?とか無謀かつ無計画なことを一瞬だけ思うけど、現時点でそんなことしてもきっと無惨には勝てないんだろうな、ちくしょう。

逆に考えれば、無惨側もそうはしてこない。ってことはまだまだ余裕こいてるってことなんだろうから(敵側はだいたいそう)、今のうちに炭治郎たちには傷を治してもらって、そのあと鍛錬しながらレベルアップして備えておいてもらおう。次のシリーズがいつ始まるのか知らないけれど…。


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