青いベールを被った世界
自分の命に名前をつけることはやめにした
他の人と違う世界を見ているかもしれない、と怖がることはやめにした
「まとも」に囚われることもやめにしたい
元々みんなまともではないのだから
普通になれない、馴染めない、
「だから自分は違う」と思うことも
早く立派な大人にならなければと思うことも
もうやめにしたよ
私の見ている世界は青いベールを被ってる
光に透けると乱反射する星々の光
空の色が透明で宇宙まで見渡せる
桃色の雲はえんじ色の渡鳥と旅へ出る
光る魚たち、夜を照らしてる
太陽は直視できるほどに柔らかい
海が青くない私の世界
私にとって当たり前の世界
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