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半径100mから始めるまちづくり

商店街の小さな不動産

はじめまして。このノートを読んでくださる方にむけてまずは簡単な自分の自己紹介から始めてみたいと思います。僕は、石川県の金沢市という地方都市で祖父の代から3代続くいわゆる「町の不動産屋さん」を経営をしているものです。金沢市の中でも割と中心部に位置する新竪町という地域のこれまた昔ながらの新竪町商店街という商店街の中ほどにお店があります。不動産業や地元の商店街にももれなくIT化の波が押し寄せてきています。

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押し寄せる効率化の波

ネット環境のすざましい進化と昨年のコロナ渦がとどめとなり不動産業界においてもすごい勢いでIT化やデジタル化さらにはAI化が叫ばれて進んでいます。ハンコがなくなるかもしれないなんて未だに信じれないステレオタイプな自分です。うちの小さな店舗ですら紙媒体の情報誌を見て物件を探しに来る人などはいなくて、みんなほどんどがネットからの情報でコンタクトをとってきます。それはそれで時代の流れだし便利なものは取り入れたいとは思っているのですが、昔に比べて情報が溢れすぎているし雑貨屋さんやお洋服屋さんは実店舗でわざわざ来店して購入しすること自体が減ってきていてそれこそ昔からある商店街でわざわざ店舗を借りて商売することのメリットが少なくなってきてしまっています。

不動産屋として本当にやりたい事

でも不動産屋さんである意義を自分なりに考えたときに僕は今時のプラットホームみたいなものを考え出す役割ではなく不動産屋としてとりあえずこんな時代だからこそ遠くの人たちの便利さや快適さではなく、自分のまずは半径100mを幸せにするお手伝いをしたいと考えるようになりました。自分の目の届く範囲のものに不動産屋として関わり、とりあえずはこの新竪町の生活環境の向上、商売の出店に係る人の質の向上、不動産の価値の向上、結果として新竪町が金沢市の中でも他にはない魅力的な町だと思われる地域になるよう行動していきたいと思っています。

次回からは僕がこの金沢市新竪町でやってみようと考えているアイディアについて説明していきたいと思いますので、何か自分の身近で関われる実体験を通してまちづくりをしてみたいと思っている方がおられましたらぜひお付き合いください。少しづつでも日々ゆっくりと、誠実にをモットーに行きたいと思っております。

インスタグラムにももうすこしふわっとしたものをアップしていきますので
よかったら見てくださいね。



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