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鉄印帳の旅〈27〉しなの鉄道/懐古の古城

梅雨前にということで5月に信州を旅しました。結局降られてしまいましたが・・・
上田、小諸としなの鉄道沿線の街を観光し終点の軽井沢まで。新緑の信濃路を存分に味わってきました。

しなの鉄道は北陸新幹線開業に伴って発足した第3セクターの並行在来線を運営する鉄道会社。長野オリンピック前年の1997年に軽井沢から篠ノ井間をJRから移管され、その後、北陸新幹線が金沢まで延伸されたことから、2015年には長野から妙高高原までを北しなの線として新たに開業しました。

しなの鉄道線 軽井沢駅(長野県北佐久郡)− 篠ノ井駅(長野市)  65.1キロ
北しなの線  長野駅(長野市)– 妙高高原駅(新潟県妙高市)  37.3キロ

しなの鉄道ホームページから

上田市は真田幸村で有名な真田氏にゆかりが深いということで、上田駅舎にも真田家の家紋「六文銭」(正確には六連銭というそうです)がデザインされています。

ツツジと六花紋をあしらったマンホールのふた
真田神社

ひと通り観光してから、しなの鉄道上田駅を出発。
新幹線停車駅でもあるのでここから乗車する観光客も目立ちました。

今の現役115系
車内はセミクロスシート

20分ほど走って下車したのは小諸駅。
1980年代に連載された小山田いく氏の人気漫画「すくらっぷ・ブック」の舞台となった町で、いつか来てみたいと思っていました。

2時間ほど小諸市内を散策した後、駅舎で鉄印を購入。

迫力ある鉄印

待合室では信州そばも売られていました。いいにおい・・・
ここから終点の軽井沢までは30分弱。
車窓には田植え間近の水田が広がり、木々の緑が初夏を感じさせます。

2020年に導入されたSR1系

軽井沢駅の旧駅舎は水戸岡鋭治氏のデザインでリニューアルされ、懐かしくて優しくて、それでいて新しさを感じさせる空間に生まれ変わっていました。

しなの鉄道の軽井沢駅舎

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