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「共起語の詰め込み過ぎはNG!大事なのは検索ユーザーの欲求を読み取ること」

※このnoteは2020年4月21日に配信されたクヌギメルマガの内容を再編集したものです。

こんにちは!クヌギでメディア事業部の責任者兼、編集者をしている石川です。このnoteでは、SEOやマーケティングに関する「ちょっと役立つ話」をご紹介しています。

皆さんは新型コロナウイルスが収束したら、何かしたいことはありますか?

私は、キックボクシングを習いたいな〜と思っています。ケイン・コスギさんのようなPerfect Bodyに憧れているので、身体をムキムキに仕上げたい!
SEOを「総合格闘技」などと表現することがありますが、どんなにSEOのスキルを磨いても、上位表示されることはあれど上腕二頭筋がムキムキになることはありませんからね!

さて、今回はSEO施策においての「共起語」の使い方についてお話しします。


最近では、単純に検索KW(キーワード)や共起語を詰め込んだだけの記事では検索上位に表示されることはほとんどなくなりましたね。
そもそも共起語とは「上位に表示されているページに、検索KWと同時に頻繁に使われる単語」を指します。

例えば、ある会社が提供している共起語ツールを用いて、検索KW「肉じゃが」を調ベてみると、「作り方」や「レシピ」などが抽出されます。これは現在「肉じゃが」で上位表示されている記事の中で、「肉じゃが」というKWと共に「作り方」や「レシピ」が文章の中で多く使われていることを意味します。

しかし、これはあくまで現在上位表示されているサイトの中で「検索KWと共に頻出回数が多い」という結果を示しているだけなので、単純に共起語を詰め込んだ記事を作るだけでは、ユーザー欲求を満たしているとは言えません。

我々クヌギのメディア事業部では、共起語を”検索KWに対するユーザーの欲求を知るためのツール“と捉えています。

先ほどの「肉じゃが」を例に、具体的な共起語の活用手順を考えてみましょう。
共起語を抽出した結果「作り方」や「レシピ」が現れたら、これらのKWで検索し得るシチュエーションを想定し、ユーザーのニーズを探っていきます。この場合は比較的シンプルで、「肉じゃが」で検索しているユーザーはレシピや作り方に興味があるのではないか?と推測できます。

そこで、記事を書く際には「レシピ」や「作り方」といった単語をただ多用するのではなく、見出し単位で”肉じゃがを作るときに必要なもの”や”調理の手順”などを説明することで、ユーザーのニーズに合った記事を作ることができます。

このnoteでも度々述べていることですが、SEO向けの記事を書くうえで一番大切なことは「検索ユーザーの欲求を満たせているかどうか」です。

上位表示されているサイトは、Googleが1ページ目にランクインさせている以上、ユーザーの欲求をある程度満たしていると考えられます。その上位サイトでKWと共に出現回数の多い言葉であれば、その言葉が使われている文脈・話題がユーザーの欲求を満たすものである可能性が高いです。(もちろん例外もありますが……)

いずれにしても、SEOは検索エンジンに気に入られるために行うものではなく、あくまで「ユーザーのことを考えてより良い情報を届ける・見つけやすくするために行うもの」です。意味のない共起語や検索KWを詰め込むだけではユーザーのためになるコンテンツにはならないので、控えた方が良いといえるでしょう。


以上、本日はここまで。

お付き合いいただきありがとうございました。
この記事があなたにとって、少しでも役立つものでありますように……

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株式会社クヌギ メディア事業部
石川 真太郎 (Shintaro Ishikawa)
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