No.184/責任を問うまでやるべきこと
2024.07.02
こんにちは、くのてつです。
自分のことを振り返ると、あまりコミュニケーションを上手に取れるタイプではありません。
これは保身ではなく、シンプルに自身の課題だと認識していますので、未だに日々試行錯誤の毎日です。
人の懐にスッと入れる人はどのような感覚なのだろう・・・と羨ましく思うこともあります。
自分がもう少し若い時は真剣に羨ましく感じて、劣等感に苛まれていましたからね・・・それだけ「いいな」と思っていたのでしょう。
歳を重ねながら、視野、視座共に範囲が大きくなる中で、いい意味で角が削られ、何となく丸くなって人との話せるようになってきた・・・という気もしていたり。
まあ、とにかく自分の課題であり、もっとレベルアップするために努力が必要な面であることは確かです。
そんな自分も、時には「コミュニケーション」に関する相談を受けることがあります。
個人的には自分で大丈夫?と思いつつも、自分なりに出せる考えは出し切るように応じています。
今日の相談はこんなドラマとかで出てきそうなこんなやつです。
個人的には答えは簡単で、「そんな環境にはならないし、しない」の一択。
と言っては元も子も無いので、自分なりに回答しました。
そもそも対処療法では何の解決にもならない
途中退室パターンってよほどのことだと思います。
その子も会社員にしては肝が据わっているのでは?とさえ思います。
一方で本当にモラルに反する子なのか・・・。
いずれにしても「これをやればいい」なんて点の話で済む段階ではないと認識する必要があるでしょうね。
二項対立にしてはいけない
こういうケースは出て行った側に非があるように捉えてしまいがち。
仮にそうであったとしても、そこに責任を解うことや、反省させても根本的な解決にはなりません。
その側にいる方は自分の感情を抑圧されているだけで、建前の綺麗事を並べる可能性が高いからです。
叱った側も、叱られた側も自身の主張、立場を明確にした上でお互いが納得できる共通了解を探ることが大切です。
ある種の開き直り
この事象が起こった時点で、コップの水が溢れた状態です。
要は我慢に我慢を重ねた結果が爆発してしまった訳で、トリガーがその叱ったことでも、それまで蓄えられてきた「嫌な想い」があったはず。
その「嫌な想い」まで立ち返っていかなければ、本当の解決策には至らないでしょうね。
下手に双方気を遣ったり、ちょっとしことを気にしてみたりするよりは、もう覚悟を決めて開き直って正面からぶつかった方がおそらくいいでしょうね。
と、まあこんな風に自分の考えを伝えてみましたが、100人100通りのキャラクターがある訳ですから、それがヒットするかどうかは分かりません。
ただ、ただのワガママではなかった時に叱られた子の逃げ道が無くなってしまうのは心配だなと思いました。
コミュ力は低めの自分も少しは成長できているのかも知れません。
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