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No.169/原理原則を学ぶが故のジレンマ

2024.06.17

こんにちは、くのてつです。

一昨日から2泊3日で遠征中でして、一昨日の移動日は1日8時間を移動、昨日は3時間、今日は4時間・・・という(笑)

この移動距離が「幅」となって自分の余白を増やしてくれます。

ここ数週間、睡眠が明らかに不足していて、この移動時間を有効活用しながら休息やインプット、、アウトプットなどにも使えて、さらにこの幅を増幅させている、そんな時間にしています。

ついついSNSの誘惑に負けることもあって、そんな自分は許してあげて仕切り直す・・・その繰り返しですが(笑)

なぜ遠征しているか?というと仕事でもあるのですが、自身の学びと着想を得ることが目的でした。

既に十分過ぎるほどの収穫があって、この移動にかかった費用は余裕でペイできます。

その収穫を整理してみます。

本物を求めると受け入れられないジレンマ

この遠征で自分が学んだの超一流と呼ばれる指導者の指導者の方です。

一言一言が金言でそれだけでも大きな財産なのですが、そこで得た着想がまたとんでもなく財産になります。

一方で一般的には理解が非常に難しい内容です。

それってどういうこと?分からんし・・・。

そんなこといいからサッと成果出せないの?ごたくはいいから・・・。

といった声が聞こえてきそうというか・・・。

それ故、ビジネスには非常に不向きと言えます。

一部の理解ある方が、その内容に見合った報酬を支払う構図になるので、個人として収入は一般サラリーマンをはるかに超えるレベルにはなります。

一方で、広がらないため、どうしても小欲のビジネスと化してしまう訳です。

一般に受け入れられない・・・大きな課題です。

キャッチーを求めてもそれなりにやれる不条理

本物を求めず、目先の利益を求めてキャッチーな打ち出しをしても、実はある一定水準の成果が出ます。

運動能力向上系のスクールがイメージしやすいかも知れません。

スイミングスクールなんてもはやキャッチーな文句さえ不要です。

一定の集客はできるものの、平均の在籍期間はおそらく2〜3年程度。

つまり、長く続けるものではないけれど、入り口としてはちょうどいいよね、となっています。

これでいい、とジャッジすれば開き直れますから、労力をかけて本物を追求しなくても、回転数を上げればカバーできるよね、となる。

確かにその通りなので、何とも虚しいものです。


このジレンマをどうひっくり返して、世の中に本物を届けていけるか。

これが今後の自分たちに問われていることではないかと考えています。

まだ全然答えはないものの、薄っすらですがヒントは見えてきつつある。

どこまで向き合っていけるか、ここからが勝負だと思います。

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