見出し画像

中学生の時に諦めた『プロレスデビュー』という夢を年内実現に向け挑む35歳バカヤロウ。【短期連載/第1回】

「中学生の時に折り合いをつけて諦めた『プロレスデビュー』という夢を年内目標に拾いに行く!」

そう決めたのは2021年始。"100年に一度"なんて、棚橋弘至選手のお株を奪うような一見格好良い異名をぶら下げながら僕らを襲い、身体の健康だけでなく心も生活も蝕んだ新型コロナウィルスは、厄介なことに1年経った今でも沈静化する気配はありません。

自粛や制限を余儀なく迫られる中で経営難に至った職種は多岐に渡りましたが、「三密を避けて不要不急の外出を控える」というルールの中、おもいっきり矢面に立たされるのは衣食住に全く関係がなく不要不急でしかない”エンターテイメント”でした。

かつて僕はダンサーとしてパフォーマンスやインストラクターをやっていましたが、お客さんの安心安全が担保された上で成り立つエンタメ業界も御多分にもれず、大きな打撃を受けています。


そんな中、冒頭に綴った『年内プロレスデビュー』という目標を決め宣言してしまった僕は、世間一般から見たら"ただのバカヤロウ"です(笑)自覚はしています。


コロナ禍に不要不急とされるエンターテイメントのジャンルの1つであるプロレスに新たに挑戦しよう!というだけでも十分常軌を逸しているけれど、加えて僕には妻と2人の息子がいて、普段は会社に勤めるいわゆるサラリーマンとして仕事をしている身。

さらに個人事業主としてビジネスにも取り組んでいるため、時間的に特別余裕があるわけでもない。

元々ダンスをやっていたとはいえ、もう5年以上はまともに踊っていない上に30代も折り返し地点を過ぎて、筋肉も衰えてガタが来まくっている中で身体も酷使するプロレスに向かうということは、無謀以外のナニモノでもない。

やっぱりどう考えたって"ただのバカヤロウ"です。


「もう散々ステージに上がって声援を浴びてきた。もう自分が目立つような事はお腹いっぱいだし、これからは他者にスポットライトを当てる側の人間になりたい」

本気でそう思ったから10年以上続けたブレイクダンスから足を洗ったし、ビジネスの世界に飛び込み寝る間も惜しんでWebマーケティングに関する勉強・実践・考察・改善を繰り返してきました。

今では様々な分野の経営者さんや、かつての僕のようなアーティスト・クリエイターさんの裏方業を、まるで舞台設営や脚本を書くような感覚でサポートしている。

僕が作ったWebサイトやLPから商品が売れたりお問い合わせが増えたという報告をいただく度に、幸せな気持ちになるしやり甲斐に満たされる。


それに『喜んでくださるお客様をたくさん抱えている』ということは、それだけ金銭的にも精神的にも充実しているということでもあります。自慢の家族だっています。素敵な仲間だっています。先輩にも後輩にも恵まれています。

もしかしたら数年前『喉から手が出るほど欲しかった状況』というものは、既に手に入っていると言えるのかもしれません。


けれど…それでも…

お金も時間も身体も削ってまで無謀な挑戦を掲げ
中学生時代に捨てた夢を今拾おうと動き出しました。


「中学生の時に折り合いをつけて諦めた『プロレスデビュー』という夢を年内目標に拾いに行く!」

そう宣言してから、既に周囲の関係者方々から「絶対応援する!」「勇気をもらった!」「デビュー戦観に行く!」といったエールを頂いてしまったため、もう後には引けません。


無謀な目標に挑むことで転びもがき苦しむことになるであろう僕のリアルな姿や、それでも前を向いて走る生き様が、何かを成そうと毎日を踏ん張るあなたの勇気になったら嬉しいです。

約束されているわけでもない『年内プロレスデビュー戦実現の日』までの間、これまで隠してきた僕の過去の体験から、現在に至るまでの心境変化や未来への覚悟まで。

これから夢実現の日まで、不定期ではありますが、こちらのnoteに記録やエッセイとして赤裸々に書き記していきますのでよかったら見届けてください!


飯島裕之

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?