危機感の無さを打ち破る“大義名分”
新型コロナウイルスの大流行による大混乱が続く中、世界中でこの重大な危機を乗り切る動きが急拡大しています。
ところが日本はと云えば・・・。
「問題は多い。財政の健全度を示す基礎的財政収支は3年ぶりに悪化する。」
「日本が悪い方向に向かっている分野として「財政」と答えた人が39.4%で最多だった。」
とまあ、こんな有様ですから。「お偉いさん」も大衆も実に呑気です。実に悠長です。実に脳内御花畑です。
未だに地上波テレビと大新聞が情報源でその反面、インターネット経由の情報を出されると「お前、インターネットに騙されてるんじゃねえのか?」などと云い出す「テレビ・新聞=真実であり多数派の意見 インターネット=胡散臭い」と端から決めてかかっている者が高齢者を中心に依然として多いせいもあるのでしょうがそれを考慮に入れても余りに情けない。真実(「日本に財政問題は無い」)を説いても多くの人は長年に亘り大メディアに「国の借金で破綻する!」「厳しい財政事情が~」「バラマキを許すな!」と根拠の無い嘘を吹き込まれてきたのでマトモに聞かずカルト宗教に騙された哀れな奴とでも云わんばかりに嘲笑し小馬鹿にされるのがオチ。この「絶望」の2文字しか思い付かない状況を好転させるには誰もが認めざるを得ない強固な“大義名分”が必要です。
その“大義名分”とは? 「民富めば、君主が富むの言は、国主たる人の一日も忘れてはならぬことである(島津斉彬)」でしょう。
「庶民の懐を温かくする事無くして国の懐が温かくなる(=財政再建・財政健全化)事はあり得ない!」、要するに財務省のプロパガンダが作り上げた「財政再建・財政健全化=絶対の正義」と云う大衆の強固な思い込みを逆手に取るのです。あくまで建前上は財政再建・財政健全化が目標なのでもしこれに反対しようものなら「財政再建・財政健全化しなくても良いと云うのか!?」と糾弾する事が出来ますし島津斉彬と云う誰もが認める幕末の英雄の名言だけに説得力も絶大です。何より自分達の懐を肥やせば国も潤う(=社会貢献出来る)なんて長年の「改革」路線で疲れ果てた庶民の耳にこの上なく心地良く響くでしょう!
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