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根拠のない自信を持つことのすゝめ

ライフ研究家ときどきライフコーチの菅原です。
見切り発車独立、15日目。


今週はお盆休み。

感染防止もしながら、県内で水族館やキャンプ、
プール等に行って子供たちと夏休みを満喫してきました。


独立してからは基本的に毎日プー太郎みたいな生活ですw


僕は過去2回転職してますが、2回とも次の会社が決まる前に、
会社を辞めてしまっています(しかも子持ちで...)


無収入になると、当たり前ですが生活費だけで、
どんどんお金がなくなっていくので、
それはそれは不安でしたが、


「まぁなんとかなるだろう」という根拠のない自信が
あったので、軸をぶらさず転職活動を続け、
結果的に軸に合う企業への転職をすることができました。


(2回とも50社以上落選の末ですがw)


現在家族も住宅ローンもありながら、
独立に踏み切れたのも、「まぁなんとかなる」という
根拠の自信を持てているからに他なりません。
(ただのアホ説濃厚なのは間違いないですw)


この「根拠のない自信」のことを、
コーチング用語では、”(セルフ)エフィカシー”と言います。
※以下、「エフィカシー」に省略して使用。


1.セルフエスティーム(自己肯定感)とはちょっと違うエフィカシー


エフィカシーとは、未来の目標達成できる能力があることへの自己評価
のことです。


未来の達成の保証がない目標に対して、
「達成できる!」と自信を持てることなので、
”根拠のない自信”なのです。


反対に、セルフエスティーム(自己肯定感)とは、
現在の自分の存在やポジションへの自己評価
のことです。


言い換えると


エフィカシー:未来の自分への自信
セルフエスティーム:過去〜現在の自分への自信


であり、エフィカシーを高く持つことは、
未来のゴール(目標)を持つこととセットということになります。


2.エフィカシーを持つことは結構難しい



今でこそエフィカシーを割と持てるようになったと思いますが、
過去持っていた自信っぽいものは、
セルフエスティームによるものが多かったのも事実です。

「俺はクラスの学級委員長だ!」
「俺は営業でトップを取った!」
「俺は○○会社の社長だ!」

これらはセルフエスティームの例ですが、
周囲の承認や社会的なステータスで得られる
自信なので、未来のゴールがあるかどうか、
エフィカシーが高いかどうかとは関係がありません。


プロ野球のイチロー選手は、
小学校の文集に、プロ野球選手として活躍する未来を
非常に詳細に書き記していたことで有名ですね。


これは非常にエフィカシーが高いことの典型例ですが、
イチロー選手のように未来に対して、
大きな夢やビジョンを描くことに対してなんか抵抗があったり、
時にはそんな人を否定したくなってしまったり、
ということが僕自身よくありましたし、
同じような経験がある方もいるのではないでしょうか。


このようにエフィカシーと未来のゴールを持つことへのハードルは結構高く感じます。


僕が過去にエフィカシーが低く、未来に大きな夢やゴールを描けなかったときのマインドは大体こんな感じです。

A.ゴール宣言して、もしできなかったらカッコ悪い...
B.現実とのGAPに凹むだけだから、ゴールなんか設定しない方がよい
C.そもそもこんなしょぼい自分が未来の自分に自信なんか持てない

と、これはハードル高そうですよね....

こんな過去の自分に対して今の僕でしたら


「ハードル高いのはすごくわかった。


それでもゴールを設定して、エフィカシーを高く持った方がいい!」

と自信を持って言います。


3.それでもエフィカシーを持ってもらうために


上記ABCのハードルを感じている過去の僕に対して、
今の僕だったら以下のように伝えます。


A.ゴール宣言して、もしできなかったらカッコ悪い...

「できないことが他の人に知られるのが怖いなら、ゴールは誰にも言わなくていい。まず本音(Want to)で、ゴールを設定してみて、もししっくりこなければどんどん変えてもOKなので、こっそりと自分のノートにだけ書いてみよう」


B.現実とのGAPに凹むだけだから、ゴールなんか設定しない方がよい

「現実とのGAPを恐れるよりも、ゴールがないことを恐れた方がよいで...
ゴール達成よりも、まず設定することに大きな価値がある。
ゴールがない人生というのはいわば、どこに向かうかの自己決定ができていない状態で、人生のハンドルを他人に渡すことになりやすい。
そんな人生怖くないかい...?」


C.そもそもこんなしょぼい自分が未来の自分に自信なんか持てない

「未来のゴールに対して過去〜現在の実績や、今の自分に自信があるかどうかは関係ないよ。反対にセルフエスティームが高すぎる人は、満足してる過去〜現在の自分に囚われて、未来のゴール設定をできないこともよくあるから、今の自分に自信がないのは逆にチャンス!」


と、エフィカシーとゴールを持つことに、特にハードルを感じる必要もないのです。


4.まとめ

未来のゴール達成を設定して、そこにエフィカシーを持つと、
当然できるかどうかの保証はないわけですが、
自分が決めたゴールに向かって進むエネルギーが
生み出されるので、仮にゴールが達成できなかったとしても、
自分の望む方向に人生が前進することは間違いありません。


僕は独立して会社員で得られていた安定的な収入源を失っているわけですが、自分が心から生きていたい世界(ライフライフライフに生きる)
に向けて一歩ずつ前進していること自体に大きな意味があり、
収入の見通しが立っていない現在の状況も、
あくまでゴールに向けた通過点という位置付けなので、
当然不安はありますが、リスクや失敗とは感じないわけです。
(とはいえ、精神衛生的によくないので、早く見通しは立って欲しいw)


こんな記事を書いておきながらですが、僕自身もエフィカシーが下がり、
こんな未来を実現するのは無理なんじゃないか...
と思ってしまうことはよくあります。


そんな僕がエフィカシーを持ち続けるために、コーチの存在は非常に大きいのですよね。

僕もとあるコーチからコーチングを受けています。

コーチの大きな存在意義の1つとして、


「君ならできる」とひたすらエフィカシーを高め続ける


ことがあります。




「え、それだけ...??」


と突っ込まれそうなのですが(笑)

ですが、これはかなり大事なポイントで、
クライアント以上にクライアントの未来を信じる存在として
コーチがいてくれること、エフィカシーを高め続けてくれることが、
未来に一直線に突き進む最高のエネルギーになるわけで、
それが人生を変えていく原動力になるのです。

(もちろんただ「君ならできる」と言い続ける以外にも、マインドの使い方のプロとして、たくさん提供できることはありますのでw)


エフィカシーが低いと未来に対して、希望を持つことが難しいですが、
高いエフィカシーがあれば、未来に向けて常にワクワクしながら、毎日をエネルギッシュに生きることができます。


未来に根拠のない自信を持つことに抵抗がある方も多いと思います。


過去の僕もずっとそうでした。


しかし3.で述べた通り、誰にも言わなくても良い訳ですし、
現状とのGAPに凹む必要もありません。


やってみて損することやリスクは何もありませんので、
まず"根拠のない自信(エフィカシー)"を持つことを
トライしてみてもらえると嬉しいです。


「ワークライフバランス」でも
「ワークアズライフ」でもなく
「ライフライフライフ!」


最後まで読んでいただきありがとうございました。もし今回の記事で、
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ライフ研究家|菅原邦弥

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