「強み」とは当たり前にやっていること
自分の「強み」とはなにか?
社会人も就活生も直面しがちな問いですが、明確な答えを持ってない場合が多いと感じます。
「強み」に自覚的な人は多くないです。その理由として「強み」は当たり前にやってしまってることだから、自分で気づくのが極めて難しいというのが私の考えです。
あとは他の人を圧倒する極めて高尚な「強み」があって欲しいという期待値の高さが、強みの自覚を難しくしてる場合もあるでしょう。
「強み」とは、他の人よりも楽にできて、また使ってみたいと思えることであるとライトに捉えてみるのがおすすめです。
本人は極めて自然体で行っているため、「強み」だとは夢にも思ってないことが大半です。
「強み」に気づくには他者からのフィードバックをもらう必要があります。
特に自分は大したことをやったつもりがないのに、なぜか周りから褒められたり、感謝されたことのように、自己認識と他者からのフィードバックのGAPに注目すると強みは見えてきやすいです。
先日お話した学生さんは、とある大学のPJTを推進する中で、自然とモチベーションが低いメンバーのケアや、モチベーションを高める施策を企画、実行していました。
質問をしてみると、人を注意深く観察し、モチベーションが低そうなメンバーに声をかけることをナチュラルに行っていたようした。またメンバーのモチベーションを上げるための施策を考えることも楽しみながら行っていたようでした。
その学生さんは、「強み」を考えるときに、努力して頑張ったことばかりに注目しがちだったと言っていました。
努力して頑張ったことは、負荷をかけてやっていることなので、「強み」とは言えないことが多く、「強み」が発揮できてるときは極めて自然体なので、努力してるという感覚はないものです。
人は自分の力を存分に発揮できること自体に幸せを感じる生き物です。
キャリアを考えるときに、どんな業界でどんな仕事をするか、どれだけ良い報酬を得られるかなどに目が向きがちです。
それも要素としては重要かもしれませんが、シンプルに自分が持ってる力を発揮できることを最優先に、キャリアを考えるだけで、意外と不満や悩みは軽減されたりもします。
周りからフィードバックをもらいながら、自分の「強み」に自覚的になり、存分に力を発揮できる人が増えたら、きっと幸せな仕事の数が増えていくと思います。
★良ければHPも覗いてみてください★
https://well-being-coaching.com/
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