見出し画像

旅館で会った老夫婦

女性のリスナーさんにお預かりしたお話です。
10数年前の話なのですが、彼氏と一泊で旅行に行ったらしい
のですが、2人とも金銭的に余裕がなく、山の奥にある古く安い旅館に宿泊しました…
その旅館の受付はめっちゃ無愛想なおばちゃんで、「こんばんは」と無視したままずーっと睨んでくるんです…
部屋の番号を確認しても無視をされる為、彼が「もういいよ、部屋の番号わかってるから行こう」と廊下を進みはじめました。
その旅館は想像よりボロボロで何年も掃除されていないような汚さでした…

ここから先は

954字

國澤怪談

¥480 / 月
このメンバーシップの詳細

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?