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多すぎれば有害、少なければ有益に働く~ホルミシスという考え方~

食事量を考える時、
運動量を考える時、
睡眠時間を考える時、

一体、どれくらいがいいの!?
という疑問が必ずわいてくる。

ストレスもそう。
ストレスいっぱいはダメだけど、ストレスも多少受けないとダメなのよね。

丁度良いがわからないんです。

そこで今回は「多すぎれば有害だけど少なければ有益に働く作用」として
1888年、ドイツの科学者ヒューゴ・シュルツが見つけた現象ホルミシスという大事な大事な考え方をお伝えしていきます。

鈴木祐さんの本は大好きです。
確かにこれは不老長寿メソッド!

多方面でホルミシスという考え方が書いてあり、勉強になります。

1)例えばどういうものがあるのか

分かりやすいのがワクチンです。
(ここではワクチンの良し悪しは語りませんが。あくまでも考え方の例)

毒性の弱い病原体や抗原を体内に送り込み
人間が生まれ持つ防御システムを活用化させるというのがワクチン。

ともなれば、
そもそも病原菌や抗原を体内に送り込むんだから体調が悪くなる可能性はあるよね。
しかし、その感染症とやらにはかかりたくないよね。
というのがワクチン接種の難しいところですが
ホルミシスの考え方です。

流行りのサウナもそう。

サウナは70度以上の高熱に身をさらすことで深部体温が上がり120bpm(1分間の心拍数)まで増やすことをします。

心拍数あげて大丈夫!?
しかし、これで心臓を強くするということなんですね。
(サウナ効果はまだ色々あるけどね!)

それから面白いことに
実は野菜もそうなんです。

野菜は当たり前ですが動くことが出来ないので、外敵から逃げることが出来ません。
そのため、ポリフェノールで自分を守ります。
体内ではポリフェノールは炎症抑制システムを作動させます。
どういうことかというと、炎症抑制システムが作動するということは、
人体が何かしらのダメージを負った際に起こる反応ってことなんです。

だから何かしらダメージを負う→炎症抑制システムの作動
というのが正しい順番。

例えば唐辛子などのカプサイシンは抗菌作用でカビの繁殖を防ぎます。
緑茶のカテキンは害虫の消化をブロックします。
赤ワインのレスベラトロールはNrf2というフリーラジカルのような外部ストレスで活性化するタンパク質を刺激して、解毒スイッチをオンにします。

改めてみると
野菜…素晴らしい。大好き。

2)ホルミシスとストレス対策

先に述べたように
ストレスはかかりすぎは良くないし、でもストレスもない状態も良くない。
(ストレスがない状態ってあんまりないけどね)
適度なストレスが大切だ。

でもストレスって気づかないことが多いし、
何より測ることが中々出来ません。

しかし、今ではこんなのもありんす。
▼スマートパルス

スマートパルス

ストレスを目で確かめられる優れもの。

あ、ウチの会社のアイテムです(笑)

じゃあ整え方なんですが、
コントロール感というのが重要だそうな。

産業組織心理学者のチャーリー・クーパーさんは
「私にはいま明確な目標があり、これを達成するには何をすべきかわかっている」
というのがコントロール感だということです。

その為に、まずは目標を持つ、そして達成するというプロセスを踏める行動というのが

①新たなスキルの学習
②友人との交流
③他者への親切

ということです。

こうしてみると、
新たなスキル取得もストレスになるし、
友人との交流も他者への親切もコミュニケーションも問題を抱えることがある。

でも、そういった経験は
物事を俯瞰してみれたり、達成感や成功体験につながるし、それってプラスのエネルギーになるよなぁ。

「私にはいま明確な目標があり、これを達成するには何をすべきかわかっている」
これ、すごく大事だ。

3)運動はどうか

運動はわかりやすいですね。
やり過ぎ良くない!やらなさ過ぎ良くない!

しかし、私たちホモ・サピエンスが日々体を動かす理由というのは
食糧が欲しいからである。
だから食糧があればそれ以上体を動かす理由がないんですね。

運動欲というのがない理由がコレ。

こうやって、運動を嫌うシステムの出来上がりなんです。

そして
運動もしないし、カロリーも足りてるし、だったら心身の強化システムは眠らせておこう!となってしまい
次第に
肉体機能は低下し
精神機能も遅滞する。

全ては
衰えても大丈夫♫
ヤル気が無くても大丈夫♫
(食べ物あるから運動しなくていいし、ヤル気もいらないんだもん!)
となって
残念ながら、人体は明確な意図をもって機能を低下させているのです。

すごいシステムですね…。

だからここでホルミシスの考え方が大事になってきます。
適度なストレスが必要というのは
現代社会の便利さによってホルミシス機能がオフになっているので
適度な運動で適度にストレスを抱えることによって
心身共に丈夫になっていくということなんですね。

4)まとめ

何よりこのホルミシスという考え方は
偏りのない中庸な考え方であって、これこそが健康リテラシーを高めるものだと思っている。

テレビではダイエット食品を紹介して
「これがすごく痩せる!!」とこればっかり主義を視聴者に煽っている。

8時間睡眠がいいのか、しかし寝すぎると不健康とかいう人もいたり、ショートスリーパーになれるっていう人もいる。

ジムにいけば、間違った運動をしている人が多くて
それがまるで健康かのように見えたりする。

そうじゃなくて
体の健康というのは心が物語っていて
その人の心がそっくり体に現れるものだと思う。

何でもバランスが大事。

食事✖睡眠✖運動のバランスも大事です。

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ここでも健康の話をドヤ顔で話してます。

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