見出し画像

SHIFT AIでおざけんさんにモデレートされながら登壇した時の資料とまとめ

SHIFTAIにて、おざけんさんにモデレートいただきながら登壇する機会をいただきました。

資料と、下記に内容を書きます。
配信の録画書き起こし30000字をCloudeに食わせてnoteにしました。

====

ソウルドアウト株式会社に勤める国未さんは、2023年のGPT-4のリリースをきっかけに、生成AIの可能性に大きな期待を抱くようになったパイオニアの一人である。当時、国未さんが感じた衝撃は、まるで自動車が発明された時の人々の驚きにも例えられるほど大きなものだったという。

国未さんがまず取り組んだのは、スラックチャネルを立ち上げ、生成AIに関する情報を発信し始めることだった。当初は6人程度の参加者だったが、2ヶ月で100人規模のコミュニティに成長。国未さんは、ChatGPTの使い方や成功事例を積極的に共有し、徐々に企業内での認知を高めていった。

次のステップとして、社内コンテストへの参加を通じ、生成AIを使った新規事業案の策定に取り組んだ。案自体は実現には至らなかったものの、生成AIの可能性を探る貴重な機会となった。また、外部の生成AI活用の専門家を招き、初心者向け勉強会を主催。100人を超える社員が参加するなど、大きな成果を上げることに成功した。

一方で、実際に生成AIを業務で活用している社員はまだ少数派で、実用面での懐疑的な見方も根強かった。国未さんは、継続的な情報発信と具体的な成功事例の積み重ねが必要不可欠だと感じたという。

その後、国未さんはニュースピックスが運営するコミュニティに参加。記事化されるなど、社外でも存在感を高めていく。社内でも生成AIのアドバイザーとして各部署から相談を受けるようになり、推進の中心的存在となっていった。

国未さんが生成AI活用の推進に当たって大切にしていることは、情報発信の継続、成功事例の積み重ね、仲間作りの3点だ。とくに、経営陣にアクセスし、トップダウンでの導入指示を引き出すことが最も効果的との考えを示した。一人で推進するには自ずと限界があるため、共感できる仲間を増やし、組織的な活動に発展させることが不可欠なのだという。

例えば、国未さんは自部署のメンバーに生成AI活用の勉強会を開き、業務に即した成功事例を積み重ねた。そして、上司に「このチーム全員が活用できるようになれば、業務効率化に大きく寄与するはず」と提案。上司の理解を得て、組織的な取り組みへとステップアップを図った。

国未さんのこの2年余りの取り組みから、生成AI活用の成功への鍵を学ぶことができる。特に日本の大企業の場合、組織の壁は高く、ボトムアップでの変化は容易ではない。しかし、小規模から始めて成功事例を積み重ね、情報発信で認知を広げ、経営陣と連携することで、大きなうねりを作り出すことが可能になるのだ。

国未さんの軌跡は、これから生成AI時代を切り開こうとする人々にとって、大いなる希望と勇気を与えてくれるはずである。そして、国未さんの活躍はこれからが本番だ。生成AIを企業の力に変える使命を背負い、第一線でさらなる活躍が期待される。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?