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脳の配線と絵が戻って来る感じ

 昨年夏に雨の日に滑って転倒して頭を強打したのでMRIを撮った。直接問題はなさそうであったが、隠れ脳梗塞が発見された。
 程度は様々ながらも、身内やお世話になった方複数や同年代複数やらが、ここ数年に相次いで脳梗塞にかかり、お互い気を付けましょうということになるわけであるが、自分の脳梗塞は、子供時代以来のものではいう疑惑が…。
 小学校・中学校の頃、たまに右目(多分)が見えにくくなることがあり、しばらくすると回復することを自分でも知っていたので、特に焦ることもなく、こんなもんだと思っていたものである。しかし、最近ふと思い出して調べてみると、立派な一過性黒内症でないかと。
 何度もプチ脳梗塞になるも、若くて脳の可塑性が高かったから代替回路が充実して症状が出なくなったものか?今でも視覚が戻ってくる感じを鮮明に憶えている。
 90年代初期、学習アルゴリズムを使った画像処理の研究をしていたことがあり(今のAIに通じるがずっと原始的なもの)、学習が進んでノイズが絵に変化していく過程が不思議と似ていた。特に役に立たないけど、今でも興味深く思い出す。

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