世間で認められないと、物理学的とは言えない?

先日、クラブハウスで部屋を立てていて、
部屋のタイトルに

「物理学的心理学を学び、数々の人生を劇的に変えて来た心理のプロが、人生全般の悩み相談を受けます」
  
という表現を使っていたんですが、
そしたら、他で心理を学んでいる方が来て、

「統計をベースに作られた心理が主流のなかで、人の心に自然法則が働いていることが信じられない。本当に全ての問題を法則に当てはめて解決できるものなのか?」
  
と質問されました。
  
  
ユングやフロイトなどの例を挙げておられ、

「人の心は全ての事はまだ分かっていない。」

という前提を持って話しておられました。
  

はい、ウチの心理は、人の心に働く自然法則をベースに作られた心理なので、全ての心の問題の因果関係を突き止める事が出来ますし、根本解決する事が出来ます。
  

実際に、他の人のカウンセリングやセッションを受けても効果が出なかった人が、はこぶねクラブに入って効果が出る、という話もよく聞いていました。
    

全ての心の問題の因果関係が分かる事が前提で心理を学んで来た自分としては、逆に解決出来ない問題ってどういう問題なのか、そういう時はどう対処しているのか、気になりました。
  

そこまで聞く余裕はなかったのですが、現時点でカウンセラーなどの心理職についている人の中で、全ての心の問題は解決出来ないと思っている人の方がやはり多いんだと言う事を再認識できる機会でした。
  

それから、

「「物理学」という表現を使えるのは、目に見える形で世間に証明されてから使えるもので、現時点ではまだ証明されていない以上、物理学とは言えないんじゃないか?

「哲学的心理学」という表現の方が適切じゃないのか?」

という質問も受けました。
  

物理学という分野は、熱や音、電気などの自然現象の法則を解明する学問です。
  

例えば今、電気が使えるのは、
過去に電流と磁力の自然法則が解明されたおかげで発電機が作られ、安定的に発電され、人々に供給されているからです。
  

発電機が最初に発明されたのは、1800年代初期のようです。
  

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/発電機
  

ということは、1800年代には「電気」の存在が発見され、公の場で認められていたという事になります。
  
ただ、人が電気を発見したのは、1800年代かもしれませんが、それよりもっと昔には、電気や磁力は地球上に存在していなかったのでしょうか?
  

人が最初に「ウイルス」を発見したのは、1892年だそうですか、1872年より前にはウイルスは存在しなかったのでしょうか?
  

違いますよね?
  

電気も磁力もずっと昔から存在していたし、ウイルスも存在していました。 
  

電気や磁力などの自然現象がずっと昔から地球上にあって、
その後であるタイミングになってから人がその法則を発見しているわけですよね。
  

人の心に働く自然法則も、ずっと昔から存在していたけれど、
そう言う着眼点を持って心理を研究してきた人が誰もいなかったから、
自然法則が働いていると言うことを多くの人が知らず、
今でも統計ベースの心理を学んでいる人が多いだけです。
  

心のことは完全にはまだよくわからない、
と言うのが主流な考え方のなかで、

本当かと疑いたくなる気持ちはわかりますが、

実際に検証して、今まで発見した自然法則に当てはめられなかった問題は一度もないですし、お客さんの人生が劇的に良くなるという結果も出ています。
  

まだ数式などで因果関係を証明できていなかったとしても、
世間で認められておらず、広く認識されていなかったとしても、
  

実際人の心の問題を使って当てはめて、
検証してみれば言っていることが本当かどうかは分かります。
  

検証して一度も例外がなく、百発百中で同じ結果が出るのであれば、
それは自然法則と言えますし、

「物理学的に、科学的に研究された心理」という表現を使っても、
何も間違っていないですし、おかしくありません。

検証をせずして、頭ごなしに物理と認められないんじゃないの?って聞くのは結局、
  
自分の頭を使って中身が良いかどうか検証して考えて判断しようというよりも、

大多数の人が支持してるかどうかで、
多くの他人が何と言っているかどうかで、
自分の考えを決めるという依存的な姿勢からきていますし、 

それでは物事の真偽や正しいかどうかも分かりません。
 
  

検証をしてない段階で、正しいかどうかの判断をすることはできないですし、
正しい間違っているという意見を言う資格もないと思います。
  
  

昔の人は、ウイルスや菌の事を知らなくても、こうじ菌を使って味噌を作り、食生活に取り入れてきました。
  

じゃあ私の話も、世間ではよく聞かない非常識な話だったとしても、聞いてみて、本当に現実が良くなるんなら、取り入れてみる方が自分のためになるんじゃないでしょうか?
  

実際に私は、たくさんの人の人生を劇的に良くしてきた結果を出して来ているわけで、
  
まだ世間では認められていないかもしれないけれど、結果が出るのであれば、そこから一度学ぼうとする姿勢を持つ方が、

本当にお客さんの為になるのではないでしょうか?
  

質問者の方は、私とのやり取りで最後は納得されましたが、この議論をしている間だけ急に喉が痛くなって、めちゃめちゃ厳しい意見をしたくなりました。
  

おそらく相手の方の、何か認めたくない事や否定している信念に触れた話だったのでしょう。
  

本当に優秀な方は、既存のやり方や方法に固執せず、結果が出るかどうかに焦点を当てて話を聞くものです。
  

でもその過程で、

●自分が今まで信じてきた事を否定されたくない

●自分が今までやってきた事、積み上げてきた努力を無駄にしたくない、否定されたくない
  
●自分が間違っていた事を認めたくない
  

こういった類の自分のエゴが出て来て、
認めたくないという感情的な理由で頭ごなしに否定な意見をしたり、

自分が新しいものを受け入れたり、認めたり、取り入れる事から避ける人も少なくありません。
  

そう言うネガティブ感情を乗り越えてでも、
結果を求めて新しいものを受け入れられる人の方が
ごく少数だということも過去の経験から知っています。
  

私がお話しした時はそういったエゴを刺激したんだと思いました。
だから喉が急に痛くなったんでしょうね。
  

本来であれば、非常識でも結果が出るのであれば、
中井さんが発見された物理学的心理学が広まるのが自然な流れですが、

これまで何度もお伝えしたように、
不自然な力で広まることが止められています。
  
  

もし広まっていたら、世界中の人々の心の問題が根本解決され、
ストレスが全くない世界に変わっていたのに・・・・

  

ただ、私は自分の学んで来た心理がどういうものかを論理的に伝えられる機会だったので、お話出来て良かったし質問してもらえた事に感謝しています。
  

ありがとうございました。
  

クラブハウスでの悩み相談部屋、
これからも暫く続けます。
  

悩みが特になかったとしても、
時間が合えば遊びに来てくださると嬉しいです。

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