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「1年以内に月収20万を達成する!マイペースにゆるく頑張りたい人向けの、Webライターとして稼ぐロードマップ」要約と感想

本日は次書籍の要約と感想を書きたいと思います。

本書はKindleUnlimted対象のため、KindleUnlimtedに加入している方は興味があれば無料で読むことができます。

まずは本書の概要を説明し、次に各章の要約を行います。最後に感想などを書き、次回要約本を紹介して終わります。

■本書の概要

WebライターはWeb上の文章執筆に関わる職業で、最終的なゴールは読者が書いた記事の商品やサービスを買ったり、運営元のファンになってもらうことである。本書は筆者が月20万円稼ぐまでになった体験談をもとに書かれている。体験談を第一章から第五章と5つにわけ、レベル別に何をすればよいか丁寧に書かれている。

次に各章の要約を行います。

■第一章の要約

WebライターはWeb上の文章執筆に関わる職業で、最終的なゴールは読者が書いた記事の商品やサービスを買ったり、運営元のファンになってもらうことである。

これを始めるには、WordやGoogleドキュメントが動かせるパソコンがあればよい。

必要なスキルは、Web上で読みやすい文章が書けること、SEOに則った記事が書けること、クライアントの執筆ルールを守れること(レギュレーション)である。

Webライターは相手を選んで働けるなど人間関係のストレスが少なく、好きな時間・場所で働ける。ブログと比べて即金性が高いので、頑張れば目に見える形で収入が上がる。

一方で、納期は厳守のため、セルフマネジメントが求められる。また駆け出しの頃は収入が少なく、挫折してしまうかもしれない。(もちろんブログと比べると即金性は高い)。

■第二章の要約

勉強して足踏みするくらいなら実際に仕事を受けるほうがよい。仕事を受注することで得られることが多いからだ。

それでも勉強してから受注したい方は、ブログや本、Youtubeから学ぶとよい。オンラインサロンや通信講座への加入は不要である。

初心者はクラウドソーシングで単価1円以上の案件を受注できるよう、努力しする。案件を選ぶ際は、自分の知識や経験を活かせるジャンルを選ぶと提案しやすい。

もちろんそれだけでは限界があるので、仕事を受ける・提案する傍ら、得意分野を作るため、日々学ぶとよい。

提案する際は、募集要項を読み、クライアントが何を求めているのか確認する。その上で自分はどんな価値を提供できるのかを考え、素早く提案すると受注成功率が高まる。

なかなか仕事が得られない場合は、実績作り・記事執筆の練習と割り切って単価1円以下の案件を受けることを視野にいれる。

提案する中で、悪質と思われるクライアントに遭遇したら、運営に報告すること。

筆者の体験談として、悪質なクライアントは誰でも書きやすいジャンル、例えば、映画、恋愛、旅行、グルメについて発注していることが多かった。

■第三章の要約

ある程度仕事を受注し、執筆した記事数が増えてきたら、新規開拓する際に使う営業ツールとしてポートフォリオを作るとよい。

その上で、クライアントの執筆ルールを守りつつ、量を増やすことで執筆速度と収入が上がる。

これから収入を増やす上で、セルフマネジメントが非常に重要になる。記事執筆スケジュールを立てる、1記事執筆するのに何時間かかったかなど、計画を立てたり、納品時間などを記録したりすると、自分のキャパシティや目標額までの逆算がしやすくなる。

■第四章の要約

ここまで進められたら直接契約を取りに行くとよい。ただ直接契約は契約内容を自分で把握しないと思わぬトラブルに巻き込まれやすいことを念頭に入れよう。

単価交渉はクライアントの執筆ルールが守られており、単価に見合ったスキルがあるとクライアントに認められている場合に交渉が成功しやすいと筆者は感じている。

■第五章の要約

Webライターは思う以上に不安定な職業であるので、収入を維持するには常に営業を行い、得意分野ないジャンルにも果敢に挑戦するのが大事である。

また、他人と比較しないことも重要である。この職業を志す方は非常に増えてきており、私よりも遅く始めたのに私より稼いでる方と会うこともしばしばである。

そんな時は、今の自分と過去の自分を比べて、何ができるようになったか自画自賛できるようになるとよい。

■第二章の注意点

次に本書の感想などを書きます。

第二章に個人的に注意したい人物の名前が上がっていましたので、これを取り上げます。

まず私は一時期、欺瞞的な情報商材を販売する方々のウォッチャーでした。その経験から、第二章に筆者のオススメ参考ブロガー・Yotuberとして書かれていた副業コンパスのクニトミ氏、Youtuberのマナブ氏は注意した方がいいのでは?と思います。

クニトミ氏は過去に欺瞞的なサロンを運営し、一部で問題となりました。

マナブ氏は、過去に欺瞞的な情報商材を販売し、問題になったことがあります。その際は、業界の方々から鋭い批判をされていました。詳細は次動画。

私も業界人であるので、ざっと内容を確認しました。

結論として、マナブ氏の商材を購入するよりも、N高のプログラミングコースやUdemyのプログラミング教材、dotinstallなどの教材を使うほうが実りは多いなと感じます。

そのほか、マナブ氏が販売する商品の特定商取引法(※)に記載された会社住所が、実は私書箱で登録してはいけないものと明らかになっています。詳細は次動画。

彼らからWebライターとして何かを学ぶのはいいかもしれません。しかし、この方が今何で稼いでいるか?は確認した方がいいのではないか、と考えます。

現役Webライターなのか、それとも違うのか。この違いは、情報源の質に関わると私は考えています。

※特定商取引法・・・事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律

■第二章の参考文献

本書ではオススメ書籍が掲載されていなかったので、割と有名?な本を共有します。

沈黙のWebライティングは、私にはページ数が多く、理解するには時間がかかるな、と感じています。それに比べ、前者2冊はサクッと読めるので、私がオススメするなら前者2冊です。

■第四章の参考文献

経産省がフリーランスのための契約書のルールを掲示していたので共有します。解説等はTogetterが詳しいので、リンクから確認がよいと思います。

■感想

私が思う本書で最も重要な点は、他人と比較しないこと、と感じました。

身に染み付いた他人との比較癖はそう易々と抜けないと思いますが、努力はしていきたい、と思います。

■次回の要約・感想予定本

加えてスタイルを変えたので、前回書籍の要約を書き直したいです。

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