『国見会(ガ連)』が2022年9月度クラバトで6位を取るまで
どうも、国見小道(くにみ こみち)です。名前を言い間違えられがちです。2022年9月度お祭りクラン『国見会(ガ連)』の2本目のまとめ記事でございます。こちらでも挨拶させていただきますが、国見会はガチャ連邦(ガ連)発のSSS下位目標お祭りクランでありまして、紆余曲折ありつつも、大きなギスコネもなく無事目標達成できました。
先日、クラマスとしての僕がどれだけ能力不足であったかの懺悔noteを書きましたので、よろしければそちらもご覧ください。こちらの記事では『陽』の内容を書いていきます。
相も変わらず文章ながい(約7,700字)のと、画像もかなり多めなので読むのに時間がかかりますことをご了承ください。
クランデザイン
まず、母体としてガチャ連邦(ガ連)という姉妹クランがあります。どんなクランがあるかというと、それぞれクラマスの名前を冠したクランがあり、
ガチャ皇国
… 爆速凸消化を誇るグラマス帯クラン。スクナ帝国
… 連携最低限でまったりの300位以内目標クラン。ネリー王国
… 3凸必須・Discordに報告必須、ルールはこれだけの自由凸クラン。こいし共和国
… 無凸も許される無法地帯クラン。国王は引退した・・・
そこから突如『国見会』などという妙に裏社会を連想するようなクラン名になった理由は、わたくし国見小道(くにみ こみち)がホームクランを飛び出しあちこちでお邪魔している際に『事件』に巻き込まれ、あれよあれよという間に完全に僕が裏社会の人間みたいな印象操作をされてしまい、このまま現在に至るためです。
『国見会』というネーミング自体も僕はノータッチで、周りが勝手に決めました。この名前でチャンネルも作られましたし、専用サーバーも立てられました。かといって、僕からの代案は特になく。これまでもさんざん極道として扱われてしまってるので、もういっか・・・と五体投地でそのまま行くことに。
まあ、こうなってしまった以上、ヤが付きそうなデザインにしていこうかということで、募集画像もギャングを使用しました。雰囲気は『龍が如く』を参考に。裏社会モノって筆文字が多用されている印象があったのですが、龍が如く作品ページを見ていると明朝体が大体を占めているんですよね。ナンバリングくらいしか筆文字が使われていない。筆文字多用すると項目が見づらくなるので多用厳禁ではあるものの、ここまで筆文字を使用されていないとは思いませんでした。ゲーム内掛け軸には筆で標語が書かれているので、それをイメージしてクラン名部分に筆文字を使用しました。
クラバト用Discordサーバーでは、参加していただいたやぎさんのコラ画像を使用させていただきました。
ちなみに、プリコネでの推しはヒヨリ(プリンセス)です。お祭りクランのために自分の趣味は完全に封じました。
Discordチャンネル構成
実務的な箇所ですと、Discordのチャンネル構成については公開してもよいかなと考えたのでクラマス権限行使して公開します。あちらこちらに参加してみて、以下のようなチャンネル構成にしました。よりスマートに配置する案についても後に書きます。
実際に使われた構成
【クラバトで毎日使うところ】
- クラン規則
- お知らせ
- 司令室
- スプシ・テンプレ置き場
- スプシ代理記入
- 本日の進行予定
- 連携用チャンネル ※1
- ダメージ報告 ※1
- 持越し登録 ※1
- 持越し変換
- サポート申請
- 相談所
- 緊急連絡用
- bot説明書
- VC: にぎやかし
- にぎやかし聞き専 ... 聞き専チャンネルは作れ
- VC: 模擬用
【方針】
- 育成 ... 使われなかった
- 割振りメモ
- 議事録 ... 使われなかった
- VC: 方針 ... 使われなかった
【採用TL】
- 凸ルート告知
- EX1-5本命
- EX1-5採用
- 持越しまとめ
- 採用要望・清書
【検証】
- 検証依頼
- ボス情報
- ex1-5たたき台・検証
- VC: EX1-5たたき台・検証
【各ボス編成置き場】※2
- ex-X雑談・相談
- ex-X物理tl
- ex-X物理知見
- ex-X魔法tl
- ex-X魔法知見
- ex-X持越し21-25
- ex-X持越し26-30
- ex-X持越し31-
【初日4段階目用】
- 初日ex雑談・相談
- 初日ex1-5 ※3
【1-2段階目】
- nh雑談・相談
- nh1-5 ※3
【3段階目】
- vh雑談・相談
- vh1-5 ※3
【個室】※グループごとにカテゴリ分け グループごとにロール付けもアリ
- 構成員A-a(リーダー)
- 構成員A-b
- ...
※1 使用するbotによってチャンネルが増減するが、国見会ではそれぞれ1つだけ用意
※2 1-5ボスそれぞれカテゴリ・チャンネルを用意
※3 1-5ボスそれぞれチャンネルを用意
ちなみにチャンネルを組むだけでも1時間以上は時間を取られますし、それ以前にチャンネル構成の考案だけでもだいぶ骨が折れるので、クラバトチャンネルデザインパターンとか自動デプロイとかあるとうれしいですよね。
実際にクラバトをやったうえで、「常に見ておくべきところは最小限にしたい」という意見があり、それを今後に取り込むとしたらこんな構成になるでしょうか。カテゴリを分けておくと不要なチャンネルは各自で折りたためるので、よくあるチャンネルリスト縦長化を各自で抑えることができます。
進行カテゴリの改善案
【クラバト進行】
- 本日の進行予定
- 連携用チャンネル
- ダメージ報告
- 持越し登録
- 持越し変換
- サポート申請
【クラバトそのほか】 ※いい名前つけて
- クラン規則
- お知らせ
- 司令室
- スプシ・テンプレ置き場
- スプシ代理記入
- 相談所
- 緊急連絡用
- bot説明書
- VC: にぎやかし
- にぎやかし聞き専
- VC: 模擬用 ... いらんかもしれん(?)
あとは、スプレッドシートを使わないクランもあると思いますし、相談所ってだいぶざっくりしてんなとおもったのでなくてもよい(クラマス・進行担当の個室に殴り込んで相談するでもいい)とか思いましたし、各々アレンジしていただければと思います。
構成員
国見会に集まっていただいた人は、2/3に届かない程度でSSS経験者がいて、SSS常駐している人はかなり少なく、SSS未経験者が残り1/3程度におりました。そして…
国見会の成功の一端にはこういった「祭りと聞いて駆け付けた」方々が多く、前のめりで取り組んでいただいた人が多かったんだろうなぁと思います。
さて、ガ連から派生させた国見会ではありますが、実情としてはガ連メンバーは1/3ほどを占めておりました。ガ連メンバーについてはお外をほっつき歩いてる人はかなり少なく、S帯以下で普段やってるところから急にSSSチャレンジすることになり、なかなか大変になった人は多かったかと思います。ですが、ガ連メンバーに限らず普段SS帯以下でやっている人も果敢にチャレンジしていただいたおかげで、僕が見ている感じでは経験不足からあまりにも目を覆いたくなるようなムーブをしていた人はいらっしゃらなかったと思っています。
お祭りクランにおける人事
人事についてなんですが、これは完全に僕の気の赴くままに採用していったんです。だいぶ大味な人事をやりました。よって、参考になるかというとならんとは思いますが、個人的な意見として「よかった」点として挙げさせていただきます。
確かに、実績を深めに確認することが人事として大事ではあるんですけど、お祭りクランであるのでもうその辺は勢いで行ってしまいました。応募していただいた人は経歴を見て、「なるほどな?大丈夫やろ!」となり。ガ連メンバーは普段から親睦あるので、「大丈夫やろ!」の精神でした。だいぶ甘い人事だとは思いますが、活動履歴を見ていると何となく見えてくるものはあり、それを信じた形です。クラバト始まる前から積極的に雑談や個室を利用している人はさらに感じ良くなりましたね。
あとは、先ほども書いたのですが、「9月にお祭りクランやります!」と宣言してから結構の人が予約をいれてくれたところも大きいかもしれません。人事のイロハってわけでは全然ないのですが、予約してまで予定組んでくれるってことは相応にモチベをもって参加希望を出してくれた人が割合多く、そこから本戦期間での協力体制があったんじゃないかなと思います。
本戦期間で発生した面白できごと
クラバト本戦に面白はつきものです。ファインプレーもあればヒューマンエラーから生まれるものもあります。僕の記事執筆スタイルとしては個人名はなるべく控えめにするため、事象だけ書いていきます。
初日段階跨ぎ組なのに朝活時間をチェックしていない
… 結果的にルート変更せずに済んだのですが、一通り段階跨ぎメンバーが凸終わったのに、ログインはしてるけどDiscordに現れないメンバーがおり、おっどうしたどうしたとなってたらふらっと現れて、「すみません、集合時間チェックしてませんでした」と挨拶。集合6時、このとき7時前。ハラハラしつつも爆笑しました。メンバー変更を考慮し始めたときにちょうど出てきたのが個人的なお笑いポイントでした。
個室に謎のスレッドが現れる
…無事に初日180凸を終えたが束の間、クラバト最大の壁である2日目でいろいろトラブルがありつつも凸をこなしていき、30%はこなせたかなとなっていた22時頃、突如魔の手がクラマスの個室に襲い掛かる。
そのスレッド名は、『組長の指飛んだカウント』。
一応解説しておきますと、裏社会におかれましてはどうやら失態を起こした後、詫びでは済まない、あるいは面子の問題で詫びられない場合、「ケジメをつける」というのですが、ケジメのつけ方として小指を飛ばすことで事を収める場合があるらしいんです。そしたらこんな有様に
個室を設けているクランであればありがちなのが、「ほかのメンバーが個室に乱入して荒らされる」ことかと思います。え、ない?さぞかし平和なクランでございますわねオホホホホそして荒らされる僕の個室。ないちゃった。スレッドで分離してくれたからまだセーフだったで、この個室は僕がやらかすだけでなく、クランメンバーが何かやらかすたびに僕の指が飛ばされます。ヤバスンギ。
凍結してたら不意にアイコンがドラム缶になった
… 国見会のクランデザインとしてヤのつく雰囲気が(不本意ながら)あるわけですが、ヤ方面では、やらかしが大きい場合、ドラム缶にやらかし人間がコンクリ詰めされて海に沈められるお仕置きがあるらしいんですよ。で、にぎやかしVCいたときに急にアイコンがシュールなドラム缶画像に変更されたので、実情と乖離しつつも爆笑してしまいました(最終周に近くて誰かがルート変更しないと雑凸になるレベルだった)。
うんこ凸発生
… 4日目。どうしても単凸しなきゃ夜の連携で大変なことになる人が何名かいたのですが、朝活の時間帯が合わず単騎凸の指示がその人たちに出ました。その結果・・・
れおんまるさんへの生放送でのあいさつ
… 本当に毎月、面白いクラバト振り返りライブをありがとうございます。8月にも実施を宣言していたので、9月の振り返りライブにも結果報告に行きました。その模様が以下の通りです。
6位であることがほぼ決定したので、クラバト3日目からはだいぶ気持ちが楽でしたが、やっぱり、最終日で振り返りライブを見るまではなかなか安心できなくて、ここでようやく解き放たれた気持ちでした。ここでれおんまるさんに仰っていただいた言葉
「やっぱり目標を達成できると本当にうれしいですよね。」
が本当に感動しましてですね。シンプルながらもありがたいお言葉でございました。
除名式(?)
・・・
『ガ連らしさ』は達成できた?
勧誘画像(募集要項)に、「『ガ連』を貫きつつ、全力で」という、外から見たら何言ってんだこいつと思われるような文言がありました。実際意味不明なのでこちらの記事でも解説したのですが、達成できたのか振り返っていきたいと思います。クラマスとして、以下の点を意識してやっていました。
ガ連オリジナルbot・スプレッドシートを使用
NOT VC進行
凸ルートなるべく固定
思ったことを言える
できることをやる・挑戦する
『bot、スプシ、チャットによる進行』は、だいたいできたと思います。VCに入っている人は多かったのですが、VC上で通し指令してチャットでは記入しないという状況はなかったはずです。凸が雑凸と化しそうな緊急時では進行についてちょっと話し合う部分はありましたが、こういった場合はVC上でやり取りするのが早いのでこれはこれで正解のはずです。「にぎやかしVC」と命名したのもよかった点かなと思います。(実際にぎやかせたかどうかはクランメンバーそれぞれの所感にゆだねます。時間帯では静かだったり、にぎやかとは遠いこともあったと思います)
進行回りに関連して、連携の風景については、それこそ皇国での連携をSSS向けに磨いた感じが見えて、とても楽しかったです。3日目以降はスピードも出せていった印象があります。クラバト最終日以降で、「いろいろあったけど楽しかった」「早く寝れたので良かった」という声をいただき、これもガ連っぽいなぁとしみじみしました。とはいえ、これは僕がやったことではなく、ちぇるりんさんがやってくれたことであり、ガ連未経験ながらもガ連ナイズされた進行をやっていて流石でした。
『凸ルート固定』については、動いた人がそこそこいた印象でした。美味しい着地を見込むためにどうしても移動が発生しました。ただ、スケジュールが厳しい・練度△の人が動きまくることがあったかというとそれは回避できたのではないかと思います。実際、それにより事故凸はほぼありませんでした(ないとは言わない)。
『思ったことを言える・できることやる』については、しくじりnoteにも書いたとおりであるのですが、クランメンバーにいろいろと助けていただきました。さまざまな場面で多くの質問をいただけたのはとてもよかったことで、軌道修正に大いに役立ちました。メンバーが見聞きしている中で適した時期に厳しいことをスパっと言っていただけることもとてもよかったです。
できることをやるといえば、一部のクランメンバーはVCにどんどん入って模擬をやってもいましたし、キャラ・スケジュール事情でNGをすぐ出す場面もありました。表裏ではありますが、できないことをできないと言えているのもよかったと思います。
また、僕が手一杯になっているときに、TLの清書を買って出ていただいたり、編成をまとめてくれた方もいらっしゃいました。TLを通すための知見についても多くの人に書いていただきましたし、サポートの依頼・解決も早かった印象です。とにかく、各位ができることを頑張っていました。
以上のことから、国見会についても、ガ連らしさを出せていたと考えています。
終わりに
総括です。
反省だけで1万字を超える程度にはいろいろあったのですが、クラバト最終日の連携終わりあたりで〆のあいさつをVCで行った際、多くの人に楽しかった旨のコメントをいただくことができ、僕としてはなんとか国見会でのクラバトを成功させることができた感想を持っています。れおんまるさんも9月F1に所属してのクラバトで「大変だった」と言っていますが、たとえアタッカーだとしてもSSSに挑戦する場合はやることが多く、大変なものです(表彰台ならなおさらですね)。TLを作成したり、進行したり、クラバトにおけるインフラを整える人はさらにやることが多いです。でも、大変ながらもやり切ったときはなんだかんだ楽しく終われるんだなあと感じました。実際、「SSS下位目標」をしっかりと達成できたことも好印象で終われることができた要因の一つだと思います。細かい方針についてはだいぶぶれてしまったのですが、最初に「これはやるぞ」といったことはブレずにやり遂げられたとも思っており、これも走り切った後のスッキリさにつながっていると思います。
参加していただいたメンバーの皆様、裏方で動いてくれた皆様へ。何度も何度も書いていますが、かかわっていただいて本当にありがとうございました。クラマスとして、いい夢を見れました。僕はSSSをたった2か月しか経験していなかったこともあり、知見は抱えていたもののそれを形にするのが本当に大変で、さらに人事については本当に30人揃って本戦に臨めるのかどうか毎晩吐き掛けるほど心配でしたが、なんとか目標を達成できて、最終的には「成功」と胸を張って言える状態で完結できたことが、本当にうれしいです。ありがとうございました。
今後お祭りクランを立ち上げて挑戦しようと考える意欲のある方々、そしてお祭りクランに参加しようと考えている方々におかれましては、ぜひとも先のしくじりnoteと、今回のよかったnoteをそれぞれ読んでいただき、走り切った後の感動や、普段のクランでは味わえない独特の熱量を感じ、楽しいクラバトになるようにピースの一つとして生かしていただければと思います。
以上です。最後まで読んでいただいた皆様、ありがとうございました。
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