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稲盛和夫さんの『心』を読んで

皆さん、こんにちは。
株式会社All Greenの國包悟です。

今日は本の感想と気づきをシェアさせていただこうと思います。

私は社会人1年目の時に稲盛和夫さんの『生き方』を読んで、何のためにこの人生を生きているのか?という学生時代からの疑問に一つの答えを示してもらったことを今も覚えています。

今回、稲盛和夫さんの『心』を読んで、長い人生を生きていく上で、真に大事なことが書かれていました。
経営者としてだけではなく、人として大切なこととは?

まず、

利他の心

を持つことです。

人は自分のために、自分の利益のために行動をすることが多いです。

もちろん自分のために行動することは悪くないのですが、それだけになるとうまくいきません。

自分のためだけでなく、どれだけ相手のため、周りの人のためを考えて行動できるかがうまくいく秘訣です。

真に自分にとっても相手にとってもメリットがあるか?つまり、win-winになるかを考えて選択しましょう。

そして、稲盛さんが大きな選択をするときに心がけている

動機善なるか?

をいつも自分の心に問いかけることです。

多くの人はやっていることに目がいきがちですが、本当のところやっていることだけではその善悪はわかりません。

大切なことはやっていることの元になっている動機です。
つまり、何のためにやっているかが最も大切なのです。

やっていることが一見いいことに見えても、動機が私利私欲のためであればうまくいきません。
逆に、やっていることがそれってどうなの?って周りに思われることであったとしても、動機が世のため人のためであれば、最終的にうまくいきます。

私がお世話になっている研修会社の社長さんもよくおっしゃいます。

「来るところが行きつくところ」

今自分がやろうとしていることが、なぜやろうとしているのか?その元になっている動機がどこから来ていることなのか?、その動機次第で結果、つまり行きつくところが変わるのです。

目に見えている行動自体ではなく、その元になっている動機に焦点を当ててみましょう。

最後に

正しいこと

をすることです。

正しさとは多種多様で人によってまるで異なります。

ただ大事なことは自分が正しいと思っていることを貫くことです。
自分の正しさを曲げたり、間違っていると思っていることをやってしまうと本当に自分が大切にしている正しさがわからなくなります。

上司に言われたから、人と争うのが嫌だから、傷つきたくないから、自分の正しさではなく、他人がいう正しさに踊らされていると力も発揮できません。

まずは自分のこうあるべきといった正しさを貫いてください。

そうすると、人と対立することもありますし、物事が進まなくなることもあるかもしれません。
でも、それでいいのです。

自分の正しさを表現することによって、新たな気づきや自分を変えるチャンスが訪れます。これは人によっては大きな冒険かもしれません。

冒険をするからこそ得られるものがあると思います。

自分に嘘をついてはいけません。
自分が心から正しい!と思えることを誠心誠意やりましょう。

私はこの「心」という本を読んで、
利他の心
動機善なるか?
正しいこと
を日々心がけようと決めました。

人生はあなたの「心」がつくっている。
要は、「心」次第で良くも悪くもなるのです。

「心」と向き合いましよう。
「心」を鍛えましょう。
「心」に正直でありましょう。

私も「心」をレベルアップさせるべく、日々精進します。

ではまた。

國包悟


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