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金曜ロードショーとジブリ展から学ぶこと

皆さん、こんにちは。
株式会社All Greenの國包悟です。

先日、京都市京セラ美術館で開催されている『金曜ロードショーとジブリ展』に奥さんと一緒に行ってきました。

私は大のジブリ好きで、スタジオジブリ作品への想い入れがとにかく強くて、この日をとても楽しみにしていました。

その展示を観たり、読んだりする中で気づいたことをここでシェアできたらと思います。


・ジブリは金曜ロードショーのおかげで世の中に広まった

今や世界のジブリと言われるまでに成長した「スタジオジブリ」ですが、当然世の中で知られていない時期がありました。
ジブリが初めて日本で脚光を浴びたのが宮崎駿が監督をしたルパンの映画「カリオストロの城」の公開です。
その後も継続的に映画を公開していこうとしていたのですが、原作がないものはダメとなって、なんと「風の谷のナウシカ」の漫画をつくったのです。
その漫画を元に映画をつくるということで、映画化が実現したのです。
「風の谷のナウシカ」の上映を皮切りに少しずつスタジオジブリが認知されていきます。

そして、まだ世の中にそこまで広まっていないジブリ作品をテレビで放映しよう!と初めて声を上げたのが日本テレビでした。
こんなにもいい作品の数々があるのだから、もっと国民に発信していくべきだという意思のもと放映がスタートしました。
後にいろんなテレビ局がジブリ作品の放映権を求めたそうですが、結局日本テレビの独占放送となったのです。

私もジブリに初めて触れたのは「金曜ロードショー」だったなと思います。
となりのトトロや魔女の宅急便、もののけ姫を何度もテレビで観て、スタジオジブリの作品を劇場で観てみたいとなり、新作映画は毎回映画館に足を運ぶようになりました。
最新作の「君たちはどう生きるか」は4回劇場で観ました。

何事も先見の明をもって、一番初めに行動することの大事さに気づきました。誰かの二番煎じではなく、自分を信じて先陣を切って決断します。

・金曜ロードショーもはじめは叩かれていた

金曜ロードショーで初めて「となりのトトロ」を放映したときに、「夜遅くにこんな子供向けのアニメを放映されたら子供が寝ないじゃないか!」というクレームの電話が鳴りやまなかったそうです。
当時アニメといえば大体18時か19時に放送があるのに対して、金曜ロードショーは21時スタートなので、はじめ受け入れられなかったそうです。

今は世の中で当たり前のように親しまれているものもはじめはいろんな壁や逆風があったということを改めて認識する時間でした。

・まとめ

いろんな展示品があったものの、私が1番印象に残ったのはスタジオジブリのあゆみでした。
そのあゆみの中に金曜ロードショーという存在が色濃く映し出されていました。
流行っている物事にはそのキッカケや起爆剤となる出来事が必ず存在します。
その流れがあることを再認識する時間でしたし、自分も仕事を拡張していく上で、仕事の起爆剤となりうるチャンスを掴みたいと思います。

ではまた。

https://kinro-ghibli.com


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