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素敵なティータイムに憧れ、フランス流派にかぶれてみた【 MARIAGE FRERES 】
ミナサマ、ハロー
ティータイムを嗜めるのってめっちゃオシャレだよなと思うkunikoです。
最近やたらコーヒーや紅茶を飲むのですが、淹れるのってものすごく難しいなーと感じておりまして。
淹れるのうまい人ってかっこいいのに、そこに辿り着けていないんですよね、ただ飲む人になっちゃってるんですよ。
特に紅茶なんですけど、こう、渋みが絶対に出てしまうんですよね…
体感としていいお値段のする紅茶ほど淹れるのが難しいような…
紅茶有識者の方にお話を伺うと、水の温度や分数守ればいけるよ!伝えてくれるものの、自分は未だうまくできず…
もしや、私のこの淹れ方であっているのか…?
でも、今までお店で飲んだことがあるものは渋みがなく、もっと飲みやすいんだよなぁ…
いい茶葉をおいしく淹れてくれる、かつ、自分が淹れたことある茶葉を扱っている場所に行きたい…比べたいしね…
というわけで、東京に足を運んだときに行ってみました!
デーン!
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マルコ・ポーロが一番有名で美味しいですよね!何度か購入したことがあり、家族も全員大好きなのでよくお世話になってます。
やはり飲みやすいと言いますか。ミルクティーで飲むのが私は一番好きです〜
というか全ての茶葉問答無用でミルクティーにする無差別野郎なので全部のミルクティー好きですけどね(?)
今回東京旅行の空いた時間に伺ったのですが、その際にマリアージュフレールがフランス流派の紅茶屋さんということを知りました。
問答無用でイギリスだと思っていたのでちょっとびっくり。
なので今回は、そもそも紅茶ってという内容をまとめた後に、マリアージュフレールの店舗でのルポ話をしようと思います。
それではレッツゴー!
01.
そもそも紅茶の誕生って…てところから遡ってみましょっか!
【 紅茶の歴史 】
紅茶の樹は、紅茶やウーロン茶と同じツバキ科の常緑樹で、原種は中国の雲南省からチベット、ミャンマーにかけての山岳地帯に自生していたとされます。
お茶は、中国では有史以前からその葉を摘んで不老長寿の霊薬として珍重していたそうです。初期には薬として高貴な人々が飲用し、飲み物として一般化したのは6世紀以降。このような普及の仕方は、紅茶にもコーヒーにも共通しています。
ヨーロッパにお茶がもたらされたのは17世紀。海上貿易で世界に雄飛していたオランダによって、中国から伝えられました。それが18世紀のイギリス貴族社会で次第に人気を高めていったのです。
当時のお茶は緑茶でした。それが紅茶となった経緯については定説はありませんが、中国のウーロン茶系のお茶がヨーロッパ人の人気を呼び、製造業者が買い手の嗜好に合わせてその発酵を進めているうちに、強く発酵した紅茶が誕生したといわれています。
定説はないものの、オランダの貿易から17世紀にヨーロッパに入ってきて、そこから発展していったそうな。
万病に効く東洋の秘薬という形で広まったのが最初みたい。
紅茶の樹が常緑樹ということと、強く発酵させたのが紅茶ということを初めて知った。湿度温度共に高い部屋で発酵させるみたい。
【 紅茶がイギリスで流行った経緯 】
1662年、ポルトガルの王女となるキャサリンがイギリス王室に嫁ぎ、その時にお茶と砂糖を持参し、毎日お茶を飲んだそうです。この時代は砂糖がとても珍重品であり、これが貴族の間で大流行したことがきっかけでお茶がより一層イギリスに広まりました。
その後、1669年にオランダからお茶を輸入することを禁じ、それが原因で第三次英蘭戦争が勃発します。この戦争でイギリスが勝利しオランダからのお茶を輸入する権利を奪い、中国とお茶の輸入を始めました。英蘭戦争をきっかけとし、イギリスにおいて紅茶文化が発達しました。
お茶で戦争起きるのめちゃくちゃ物騒だな、あんなに優雅な文化なのに
イギリス東インド会社がお茶を輸入する権利を奪い、民衆にも文化が広がったので、ちょっと話が派生するけど、アフタヌーンティーはこの茶葉がたくさん輸入されるようになった後に流行り始めたみたい。
↓
【 アフタヌーンティーができた経緯 】
英国スタイルのアフタヌーンティーは、1840年頃、7代目ベッドフォード公爵夫人のアンナ・マリアによって始められました。当時の貴族の食生活は、イングリッシュ・ブレックファストと呼ばれるたっぷりの朝食と、夜8時頃からはじまる夕食の2食。アンナ・マリアは朝食と夕食の間の空腹を満たすため、午後4時頃に、お茶とともにパンやお菓子を食べはじめました。
最初はこっそり寝室で食べていたそうですが、専用のお茶室で友人たちと楽しむ社交の場として発展し、ヴィクトリア時代後期にはアフタヌーンティーが大流行。一般庶民にまで浸透することになりました。そこで、階級の差別化をするために、上流階級ほど堅苦しいマナーを重んじるようになっていったのです。
また、アフタヌーンティーは「マダムの生活発表会」ともいわれ、お料理や掃除から、おもてなしの力量、インテリアのセンスなど、日頃のハウスキーピングの成果をお披露目する場でもありました。特に貴族階級においては、アフタヌーンティーは主役である、マダムの手腕が試される場でした。
ウエストを細くするためもコルセットを着用していたこともあって、午後4時にすごいお腹が減るみたい、失神する人もいたみたい。
なんだか、最初はキャッキャしてた文化だったろうに、途中から突然格式がプラスされた感じあって大変そうだわ…日本のお茶文化と同じくらいの格式を感じたわ…
【 フランス流派って? 】
伝統を守りつつ、より洗練させ、2007年現在では、「フランス流紅茶芸術」を称し、各地から仕入れた茶葉を調合ないしマリアージュしたブレンド茶を「フランス式紅茶」として提供している。
貿易会社を営んでいたマリアージュ兄弟が作った企業で、今は上記みたいに語っているみたい。
フランスで茶葉を調合したらこうだよ!っていうブランドだと認識しました。マリアージュフレールの有識者の方、何か違ってたら教えてくださいませ…
02.
さてはて、お待たせいたしました!
マリアージュフレールの新宿店のお話です!
1階はショップ、2階はカフェ。
早速上がります!
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ちょっと人とは距離近めな店舗。こじんまりっていうワードがぴったり。若い子もいたり、マダムたちがだべっていたりとか。みなさん優雅なティータイムでくつろいでいました。素敵空間。
綺麗なお花が飾ってあったり、控えめにケーキが置かれているのがまたいいよね。お上品。
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席に着くと、テーブルにマリアージュフレールの冊子を置いてくれます。歴史であったり、茶葉の特徴がつらつらと書かれていました。
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一番参考になるなと思ったのが、茶葉の淹れ方や保存方法など、消費者的にもためになる情報も記載されていたので、是非チェックしていただきたい。
ただ、情報量多いので、写真撮るのがおすすめですね…
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注文すると、棚に保管されている茶葉を取り出して、丁寧にウェイターさんが淹れてくれます。
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制服がすごい可愛らしくて、リネンの制服を着こなしている男性スタッフが淹れてくれました。ありがとうお兄さん、素敵です。
ちなみに、棚を見てもらうと分かる通り、数多くの種類から茶葉を選ぶことができるので初心者の方すごい戸惑う気がします、私は戸惑いました!!!
ただ、自分が淹れたことがある茶葉を比べたかったので、今回はマルコ・ポーロを注文。
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合わせるデザートとして、ぎりまだ販売されていた「壮麗たるチベットの王冠」という名前のマルコポーロのクリームブリュレです。
![](https://assets.st-note.com/img/1680101910051-M39BwW1o0a.jpg?width=800)
注文してからしばらく待っていると、銀色のコゼ?に包まれたぽってりポットと…
![](https://assets.st-note.com/img/1680101949898-eaS0xeKhXl.jpg?width=800)
マリアージュフレールのロゴが入ったティーカップが到着。
念願の人が淹れたマルコ・ポーロです!
【 マルコ・ポーロの説明 】
マリアージュ フレールを代表する無くてはならないお茶。
マルコ ポーロ、その名はかつて、時の権力者フビライカンに仕えた探検家。今日、このマルコ ポーロを想い起こさせる特別な芳香が世界中のお茶の愛好家を惹きつける。
中国とチベットの花と果物が、この素晴らしい紅茶にハチミツやヴァニラ、キャラメルを想わせる、なめらかで優しい香りを与える。
フレーバード ティーの神話となったお茶、今ここにマルコ ポーロが”マルコ ポーロ”そのものとなる。
味の説明が想像の斜め上をいく盛り上がりのある文だったわ。
冒険み溢れる説明でよかった、アマゾンみたいな景色が広がったわ。
今まで飲んだ感じといい、説明文の意味もなんとなくわかる。ストレートでもミルクでも合うし、味がまろやかで飲みやすい感じね。
さてさて、どれくらい自分の淹れたものと違うのか。
ゴクリ…
…うまぁあ。
こりゃ違うわ、淹れるのうんま!!
まず、香りの強さが違う。渋いなーっていう香りもない。口に含むと、引っかかりを感じないまろやかな感じ。
やっぱり紅茶の美味しいってこの味だよなぁ。
人に入れてもらう紅茶は美味しいけど、紅茶専門店の人に入れてもらう紅茶はその5倍くらい美味しい。ちょっと本気でこの茶葉と向き合おうと思った、さっき撮影した淹れ方を学ばないと。
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そしてこれ、今回の大本命ではなかったんだけど、頼んでみたクリームブリュレ。
パクリ…
こりゃぁあ…これまで食べたクリームブリュレの中で圧倒的1位のうまさですね???
なんか!食感が本当に良い!一生パリパリなの!香ばしさも鼻に抜けるアクセントになる塩梅。
何回口に運んでも、飽きないパリパリ具合と香り。うすーーーーーく焦がしてくれてるから、何度でも新鮮に美味しいの!一生美味しい!!
1日限定数食しかないみたいなので、気になる方は行った際あるかどうか確かめてほしいぐらい!
結論として、自分は淹れ方まだまだということがわかった。(だけ)
精進します。。
03.
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カフェタイムが無事終わって、1階へ!
世界観がしっかりと作られた店内なので、ウキウキしながら商品をみていましたが、さすが路面店。圧倒的茶葉の選択肢。
ちょっとハリポタみがあってテンション上がります。
帰りも楽しいってずるじゃんね、こんなの絶対に茶葉買って帰るのよ。
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レジの後ろに飾られているものも、定番以外の紅茶がずらっと並んでいるので量り売りしてくれます。もうどれがなんだかわからんな…
こういう時は、何もリサーチせずにいくので、ダイレクトスタッフさん頼みでおすすめを紹介してもらいました。
こういった紅茶の専門店いったことない人、絶対に香りためさせてもらってほしい。
お茶の香りを確認するとき、スタッフさんが扇子で香りを届けてくれる所作があるのよ。いい香りを全身に浴びれるし、なんだか楽しいよ笑
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いくつか紹介してもらったけど、今回はスタッフさん的にもおすすめ度の高い、知る人ぞ知るフレーバーを紹介してもらいました。
それが上の写真の「 ELEPHANT BLANC 」というフレーバーです。
入荷すると入荷報告をしてくれーという人が多数いるぐらいの茶葉みたい。
華やかなフレーバーティーが好きな人は絶対に好きだと思う、スタッフさんに聞いてあったらぜひ香ってみてほしい!というか、マルコ・ポーロ好きなた絶対に好きだと思う。
とりあえず、この茶葉は次回マリアージュフレールの淹れ方に習ってやった時にご紹介しようかな!素敵なお茶を淹れる道具も買ったので!
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重複するけど、この内容できちんと淹れますわ、味が変わるか確認します。
その記事もお楽しみに〜
それではまたノシ
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