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山小屋滞在録です…(1)・再掲載

水が出ないぞ!


[ちょっと私の操作ミスで本年4月に掲載した『山小屋滞在録(1)』を削除してしまいましたので、載せ直しておきます。表紙と文章はデータに残っていましたが、挿入写真は前回通りではないかも知れませんので、あしからず...]


このコロナ禍で、一年近くも行けなかった南阿蘇の山小屋…
『室井の山小屋』のモデルになった山小屋…

一昨日、仕事がひと段落したので久々に東京から車で向かった。
およそ14時間かけて、深夜に到着。

さすがに標高が700m近くあるので、夜は寒い…
土間には虫が入り込んでいたり、室内のあちこちにカビが…
今年の冬が予想以上に厳しかったらしく、二箇所蛇口が凍結で破損している…
ともかく、多少の寒さは我慢してまずは少し寝て、
翌朝から掃除やメンテを、と思っていたら…

翌早朝…地下水の汲み上げポンプが動かない!!
水を汲み上げてくれない!

で、すぐ水道業者に連絡して、まずは飲み水用に麓の湧き水を汲みに行き、
さらに大きなタンクを購入して、200m離れた唯一のお隣さんに頼んで
生活用水を貰い水…
それから、掃除やら何やら…

地元の業者が昼にきて曰く…
「ポンプ替えなきゃダメですねえ…まずはポンプ専門業者を呼ばないと…」
地下水脈は100m以上地下にあるので、ポンプはン十万..
さらに小屋をクレーンアップして取り替え工賃はさらにン十万...
ポンプ業者は熊本市内なので、今回の滞在中に工事ができるかどうかもわからない…

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と言うわけで、本日より、
飲み水は麓の湧き水(幸い阿蘇は湧き水が豊富です)を汲みに行き、
生活用水は大きめのポリタンクを購入して200 m離れた唯一のお隣さんの蛇口から貰い水、
風呂は 2km下った麓の温泉へ…

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洗濯はやはり麓のコインランドリーへ…
と言う生活が始まる。

しかも来週からは友人のアーティストが3人やって来て雑魚寝滞在の予定…
事情をメールしたら、みんな面白がって予定通りやってくると言う…

昨夜たっぷり寝て、今日から元気に滞在準備。
室内も綺麗になったし、ネットも快調!
食事は5km離れた町のスーパーで惣菜+チンで洗い物をなるべく少なくする。
トイレも用を足したらトイレタンクに用意したペーットボトルの水を足す方式を導入。

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お隣から、タロコも遊びに来てくれて嬉しそうだ。
私も嬉しい…(内緒で少しおやつも…)

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概ね覚悟が決まったら、何だか楽しくなって来た…





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