結婚式でトレンドを取り入れる方法
ファッションにも流行があるように、ウェディングにも流行がある。
ファッションは日常のことなので、参考になるおしゃれな方はたくさんいて、多くのメディアが流行を発信してくれる。
ウェディングはどうかというと、お客様が流行を追うのは、なかなか難しいと思う。
だからこそ、いいものを作ろうと最前で頑張る"人選び"が大切です。
参考にするのは海外アカウント
私は、ウェディング関連の日本アカウントはほとんど見ません。
デザイン、装飾、ドレスなどは海外のウェディング系アカウント、
メイクは日本のファッション系(芸能系のヘアメイク)のアカウント
など、ジャンルによって参考にするものが異なりますが、
少なくとも日本のウェディング系アカウントは見ないのです。
日本のウェディング情報が参考にならないからではなく、
やはり海外の方はウェディングにかける費用が圧倒的に日本と違うので、求められるものも高く、生み出されるものが違うのです。
実際、日本で流行るものも海外から来ているものが多いです。
そうなると、日本で流行するのを待って「これが今の流行りです」とご案内するのではなく、
常日頃から海外の情報を取りに行くことが最短でトレンドを知る方法だと思っています。
お客様が流行を追う難しい理由
シンプルに、ウェディング準備期間中のみしか、情報を必要としないからです。
実際に見かけたのですが、Instagramで調べ物をしていたときに、「2024年流行ペーパーアイテム」のようなまとめ投稿があり、覗いてみたら
「「「何年前の流行だよ!!!」」」とつっこみたくなるような内容でした。
それが、発見欄だか人気投稿だかで上位に表示されていたのです。
この数ヶ月で情報収集を始めた人にとっては、それが流行だと思ってしまうけれど、
何年もウェディングの仕事をして、毎日ウェデイング関連の情報収集してる身からすると、全くトレンドではないものなんです。
肌感ですが、日本のアカウントはそういった情報が多いと感じます。
なので、よっぽど調べ方がうまかったり、元のセンスがいい方でないと流行を追うのが難しいと思うのはこういった理由です。
流行とかはプランナーが教えてくれるんじゃないの?
残念ながら、プランナーも知りません。
"プランナー"と一括りにしてしまうと主語が大きすぎるのですが、日本のウェディング業界の仕組み的に知らない人の方が圧倒的に多いと思います。
日本のプランナーは会場に勤務しているため、(=会社員)会社が決めたコンセプトや商材、取引先の中からしかご案内することができません。
そのため、会社が与えるものからしか情報を得られないですし、
勉強熱心で、社外のウェディングを学ぶ人もいると思いますが、情報を知っていたとしても、会社内で取り扱いができなければお客様にご案内することもできません。
では、会社が常にトレンドを追っているのでは?と思うかもしれませんが、全くそんなことはないのです。
なぜなら、利益重視ですし、横のつながりが強かったり、上の人が新しいことをするのに腰が重かったり、、、
言ってしまうと、全体的に古い体質なのが現在のウェディング業界なので、プランナーの知識量もそこ止まりになります。
書いていて悲しくなってきました(笑)
どうしたらトレンドを取り入れたウェディングができるのか
理想論ではなく、現実的な答えとしては、
持込OKな式場・プロデュース会社を選ぶか、契約前に持込OKを交渉する、これしかないと思います。
つまりは、持込みをすることでしか、トレンドを取り入れられないのです。
もちろん、プランナーたちが案内してくれた内容で大満足できればそれ以上素晴らしいことはありませんが、
大抵はどこかでつまずきます。
そうなった時の対処法は、外部からどうにかしてもらうしかありません。
トレンドを知る人たちに依頼をするのです。
私は、一番大事なのはプランナー選びだと思いますが、日本の仕組み・ウェディングの文化的ににまずそこが一番ハードルが高く。
そうなると、ヘアメイクさんやカメラマンさんを誰にお願いするかでもかなり変わってくると思います。
今はInstagramで探すことができる時代なので、自分が理想とする人や、トレンドをわかっている人に依頼して欲しいです。
ただ、そういう人にお願いしたくっても、持込がOKでないと叶うことはありません。
なので話は戻りますが、持込OKが重要になってくるのです。
情報が溢れているからこそ、有益な情報をお伝えできるように、私も常にアンテナ張って発信力をつけていこうと思います)^o^(