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サイバースポーツ年表 Vol.3 〜mimookモデル開発後から現在まで〜

Vol.1とVol.2に続き、最終回(となる予定)の第三弾です。
mimookの開発が大枠完了してから現在に至るまでを書きたいと思います。

リリースが、出来ない。

mimookは大枠開発が完了し、いつでもリリースができる!という状態まできました。

事前登録のプレスリリースも出して、ユーザーもある程度集めたのですが、1番のコンセプトである、「投稿から買える」というのが、サプライヤー不在という原因で実現できない状態でした。

まずは投稿だけできる状態でリリースというのも考えましたが、前回の投稿で書いたように、当時の自分はだいぶ思考停止状態だったので、正しい判断はもとより、決断するという行為自体が難しくなっていました。

モーニングピッチのフィードバック

気持ち的に朦朧としていた時期、モーニングピッチというピッチイベントに出てみないかとお誘いを頂きました。

もちろんピッチで披露したのはmimook。

そのころ、mimookをゴルフに特化する方向で考えていたときで、ピッチではmimook GOLFとして発表しました。

形はあるものの、サービスインしていないので、次につながるような何かは起きないだろうと思っていたところ、ピッチ時の質疑応答でも、意外に多くの質問と意見をいただき、久しぶりにmimookに対して色んなフィードバックを頂くとてもいい機会になりました。

いただいたフィードバックの中でも一番今のサイバースポーツに影響しているものが、ピッチに誘っていただいた運営側のデロイトトーマツの杉之尾さんという方でした。

「コンセプトを実際に形にしてきた行動はとても良い。ただ、当初考えていた目的やコンセプトについてもう一度向き合ってみてはどうか」というお言葉を頂きました。

たしかに、その時は投資して開発したサービスが動いていない焦り、資金面での焦り、いろいろ重なって、一番大事な部分を見失いかけていました。

サイバースポーツとして本当にやるべきこと、やりたかったこと、それは何だったのか、もう一度考えるきっかけとなりました。

きっかけとなったモーニングピッチにお誘い頂き、さらにアドバイスを頂いたデロイトトーマツ杉之尾さんには、本当に感謝しています。
(しばらくご無沙汰してしまっているのでまた後日ご連絡します!)

そして迎えた2期目

そして、4月を迎え、2期目をなんとか迎えることができました。

このタイミングで、追加融資を受けることができ、なんとか命綱が繋がりました。

1期目の決算もmimookのリリースもうまくいっていない中、追加融資の決断を下さったお世話になっている金融機関のご担当者様にも本当に頭が上がりません。

そして、新しい風を取り入れるため、新しくメンバーを2人迎えました。

2人とも元々友達だったのですが、その人柄や優秀さは知っていたので、こんなぼくの会社に来てくれて、久しぶりにとても嬉しい気持ちを覚えました。

そして創業数ヶ月のタイミングから、ずっと一緒にやってきてくださった取締役の長岡さん、新しくジョインしてくれたケントさん、みーちゃん、この4人での新体制がスタートしました。

僕たちがやるべきこと

杉之尾さんのアドバイスをもとに、まずは改めてサイバースポーツとしてのビジョン、それに付随して具体的なサービスについて、議論をしていきました。

やはり人が増えると、考えも幅が広がるし、できることも増える、そんな当たり前のことですが、とても実感しました。

自分で抱え込まずに、誰かにやってもらう、助けてもらう、そんな基本的だけど大事なことも最近になってわかるようになりました。

仲間がいることがこんなにも心強いことなのかと、人生で一番実感したかもしれません。

これから

相変わらず不安は尽きませんが、4人の力を合わせて、2期目の今年、新しい動きが少しずつ出始めています。

ぜひ詳細は今後の活動を実際に見て頂きたいと思いますが、去年よりも積極的な活動をしていけるような気がしています。

そして、去年秋口から全く連絡できていなかった方々も多くいらっしゃるので、順次ご連絡させて頂こうと思っていますので、どうぞよろしくお願い致します!

最後に

「スタートアップとは、崖から飛び降りながら飛行機を組み立てるようなものだ」

こういう比喩で表現されることがよくあります。

まさにそんな感じです。

正直毎日頭が痛いし胃も痛いし、不安だし怖いし。

だけど、楽しい。

とりあえず創業から今に至るまでの短い年表(というか独り言)を三回に分けて書いてみました。

今度はサービスとかもっと具体的なことについて書こうかな、と思います。

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