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単三電池式充電器を買った!

拝啓

 大地震が来るぞー!っと煽られ続ける世の中、皆さんいかがお過ごしでしょうか?近隣では停電が発生しており、防災意識が嫌でも高まって来ています。そんな中で防災手段の一つとして、単三電池式充電器を買いましたので、紹介したいと思います。

注意

充電池での動作を保証するものではありません。
電池を入れたままでの保管はおやめください。

結論

 充電池(eneloop無印(図中白)、eneloop pro(図中黒))で単三電池用(アルカリ電池推奨の)充電器が使用出来た
 当方環境では充電池を多用しているので、防災用品としても転用できそうです。
 なお、こんな事せずにAnkerのモバイルバッテリー使った方が楽です。20000[mA]モデルなら機内持ち込みできるし。

安心と信頼のPanasonic


概要


 充電池白(eneloop 1.2[V] 1900[mA])がある。
 充電池黒(eneloop pro 1.2[V] 2500[mA])がある。
 乾電池式充電器を入手した。(執筆次点で在庫切れ)。
これらを組み合わせて使用できるか試すことが今回の目的。

乾電池式充電器

実験

 今回の実験対象であるモバイルバッテリーでは、単三形のアルカリ電池が推奨されており、これを6本使用する充電器である。
 電池式充電器では単三形を4本使用する事が一般的であり、6本使用は珍しい。当方環境では充電池をかなり遊ばせている(性能不満や入れ替えにより余っていた)ので、4本以上使用出来る機器を選択した。

 説明書には「アルカリ電池を6本使用」以上の電池への言及がなかったため充電池が使用出来るか定かではない。
 アルカリ電池は高電圧(1.5[V])を長時間維持できるため、パワーの必要な機器に用いられる事が多い。
 一方で充電池は1.2[V]での稼働保証が多く、1.5[V]を長時間維持できるかは機種によるため、アルカリ電池を要求する本機で使用出来ない可能性が高かった。

1時間使用後の電圧
(画像荒くてごめんね)


《実験結果》
 eneloop proを満充電後テスターで計った所、1.51[V]であった為試験を続行。やや消耗したスマートホンに1時間つないだ所、1.25[V]まで電圧降下された。
 実験目的は、充電池で電池式充電器が使用出来るのか?であることに注意されたい。



蛇足

 本機の定格出力は5[V]1.5[A]=7.5[w]であるため、ほとんどの機器にとっては低速充電に値する。
 非充電池の容量は使用状況により変化するため、本機の定格から逆算する。
 定格出力7.5[w]と電池電圧 1.5[V]*6=9[V]が判明しているため、
7.5[W]/9[V]=833 [mA] となる。
 電池は直列接続の為この負荷がすべての電池にかかり、panasonicの資料を見ると1時間持つかどうかということがわかる。

 上記ではeneloop pro 2500[mA]を使用しているため、2500/833で3h程持つと推測される。電力量で言えば9[V]*2.5[Ah]で22.5[W]あるということ。
 白い方の充電池は eneloop 1900[mAh]の為 1900/833で2時間と少しとなる。電力量で言えば9[V]*1.9[Ah]で17.1[W]あるということ。

 panasonic純正の充電器に充電池をセットしておけば、いざというときに蓄えた電力を利用する事が出来る。


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