ホワイト企業って?ホワイト―マーク??

こんにちは。表題のホワイトマークって聞いたことありました?

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厚生労働省管轄のマークになります。以下説明。
詳細はこちら。 

https://anzeninfo.mhlw.go.jp/shindan/shindan_shinsei.html
ホワイトマーク(安全衛生優良企業)は、労働者の安全や健康に積極的に取り組み、高い水準を維持している企業を厚生労働省が認定する制度です。
ホワイトマークを取得するためには、
過去3年間労働安全衛生関連の重大な法違反がない
労働者の健康保持増進やメンタルヘルス、過重労働防止への対策など幅広い取組を実施しているなどの項目をはじめとした約80もの基準をクリアする必要があります。
「働きやすい職場づくりを企業全体が一体となって実現し続けている」というお墨付きを国から与えられるのです。

基準詳細に関してはこちら。
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/shindan/ninteikijyun_201707.pdf

ホワイトカラーよりも、ブルーカラー、工場勤務、建設現場系の内容(安全衛生系)、身体的健康管理・けがなどのリスク系が重めにあり、
その他メンタルヘルス、過重労働対策、受動喫煙などの項目がある。
ふむふむ。

大事ではあるのですが、マズローの欲求下2層のところが基準になっている気が。。。

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最近のホワイト企業とか、いい会社の定義は、上3層の方が基準としては重要視されていて、下2層は半分当たり前のような・・・という感覚。

大事です、安全性の欲求が満たされている事は基本条件だと思うし、
上司も同僚も人間なんで、人生で起こりうるイベント(結婚、出産、離婚、介護、大事な人の死、パートナーとの喧嘩や騒動 etc) に気持ちが引っ張られたり、忙殺されすぎて、もしくは今までに積み重ねられた物による人格形成(これはまーアウトですがw)により、社内の人に思いやりが欠ける事もあると思う。それにより心理的安全性が担保できない事もある。
大義名分として、会社がそこを全体サポートしている姿勢はとても大事だし、その次の所属と愛の欲求を満たす条件になってくるんでしょうね。

その次のお題としては、新卒の人達が基準にするホワイト企業の特徴について。特徴5つ!

離職率が低い

福利厚生の充実

残業時間が少ない

社員の年齢層に偏りがない

明確な評価制度がある

ふむふむ。

福利厚生の充実と残業時間が少ない
こちらに関しては、相当従業員が優秀ある前提で、
会社経営陣が設定する売り上げ目標とかコストターゲットがまとも。

これをするには、相当優秀な経営陣がいて、リソースの予測と管理、テクノロジー派生の優秀で効率的なプロセス、魅力的なプロダクト/サービス、組織構築・運営能力、そして決断も早い、がある会社ですね。
これは本当にむずいw じゃないと優秀な人に仕事集まりますからね。

福利厚生も会社のコストだし、それをやってでも、みんなの生産性が上る、
能力アップ、健康に対しての影響、福利厚生によっての従業員engagementの向上などなどでのROIが無いとただのコストだし、経営陣としては利益とのにらめっこ&効果測定は必須項目ですね。

離職率が低い
新卒入社後3年での離職率30%以下というのが指標の一つ見たいです。
職業選択の自由が与えられている以上、従業員側の権利の方が強いしなー。1社目でやりたい事にぶち当たる事の引きの強さ、個人的にはやってみないとやりがいとかも分かんないし、同僚・上司にも恵まれないと、継続は中々難しいとは思う。
中々難易度の高い個別最適、全体最適ができないと。。。経営者は森見て木を見て、鳥の目でみて、今度虫の目で見たりw ”視野って大事” ですね。

方程式として、定着率=成長率が正しいのか?
そうじゃないと経営資源が枯渇してしまうのは間違いないが、
定着率だけでは成長率に結びつかない。なので新卒の方々には自己成長と最短での会社コストからの脱却を目指して頂きたい。


社員の年齢層に偏りがない、明確な評価制度がある
アメリカ、シンガポールあたりの国から出てくる企業だと、
年齢よりも能力・実績その物を評価する会社が格段に日本より多い。
その人の能力により、担当するポジションが決まり、年齢・在籍年数ではない実績、功績で評価される。業務上の能力以外にも、ヴィジョン、ミッション、バリュー(ここが変だと問題ですけどw)に沿った動きについても個人的に大事だと思う、そうする事で、パワハラ、セクハラ問題も少なくなると思う。
仕事に忠実に、クライアント課題解決に対して真摯向き合ってれば、そんなハラスメントのような権力遊びに気を取られる事も無い気がしますけどね。暇とは。。。人の毒だ!

明確な評価制度
こちらも大変ですよね、人間が人間を評価するから、部門やチームによって判断基準が属人的になりやすい。
そこをどのように基準軸を合わせるのかという事がとても大事であり、
共通言語、共通指標を経営陣はいかに整えるのかもFair Evaluation をするためには大事な事である。 
工数とんでもなくかかるけど、360°評価がいいのかもですね。

まとめ
一般的に言われている事を中間管理職目線でコメントしましたが、
ホワイト企業を作るためには、合っている人材を採用して、最短で成長曲線を描かせつつ、継続的に成果を出させる社内への投資(トレーニング、福利厚生)に加え、業務時間、適正な評価、部門間の活動がうまくいくためのプロセスと思いやり。。。。
肝に銘じます!!



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