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お花の流通からASEANを考察する(その1)

この数年、ASEANでお花の買い付けしていると中国の影が、いや、影ではない、もう姿そのものが見えてきた。
ちなみにタイ・バンコクのパーククローン市場へ行くと、そこに並ぶ花には中国産のものが目立つ。

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マレーシアもそう。
首都クアラルンプールの花屋に行ったとき、そこは中国の花だらけ。

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陸路で鮮度良く運ばれてくるとお店の方が語っていたのが印象的。

そして、ラオスもそう。
中国産のお花ばかり。

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ところが、カンボジアはそうでもなかった。タイ産のお花が目立ったことが印象に残ってる。
カンボジアの隣国ベトナムには、アジアトップクラスのお花産地、ダラット高原がある。
ありとあらゆるお花を栽培してる。なのに、まあカンボジアは歴史的な感情論もあるだろうが、ラオスですらベトナムの花は見かけない。
同じASEANは関税フリーなはずのに、ダラットからの流入はない。

なぜ・・・?

<続く>

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