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カーコラム「ルノー・アルピーヌ A110-50の超COOLなショートムービー」

 初代WRCチャンピオンカー 「ルノー・アルピーヌ A110」は2012年にその誕生から50周年を迎えた。

 ルノー・アルピーヌ A110-50は、メモリアルイヤーを記念して製作されたコンセプトカーである。

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 ベースとなったのは、メガーヌ・トロフィー用のレース用車両で、それにロールケージとエンジン搭載部の補強を施し、低車高の純レースカー仕様に仕立て上げられている。

 RR(リヤエンジン・リヤドライブ)だったオリジナルのA110に対し、ルノー・アルピーヌ A110-50は3.5ℓの排気量で最高出力400PSを搾り出すルノーのV4Y型V型6気筒(=日産のVQ35DE型)をミドシップに搭載し、その後部に縦置きされたレース用6速シーケンシャル・トランスミッションと自社製リミテッド・スリップ・ディファレンシャルを介して後輪を駆動するMR。

 2012年の発表当時、ルノー・アルピーヌ A110-50の超カッコいいショートムービーが制作されルノーの公式サイトで公開された。

 最新のルノー・アルピーヌ A110-50のステアリングを握るのは、1981年のモンテカルロラリーでルノー5ターボを駆り勝利を飾り、1995年の引退後はルノーの名誉広報部長を務めている名ラリードライバー、ジャン・ラニョッティ。

 ショートムービーは、ルノー・アルピーヌ A110-50に乗る現在のジャン・ラニョッティと、アルピーヌ A110がデビューした1962年当時のジャン・ラニョッティが駆る往年のルノー・アルピーヌ A110が、フレンチアルプスのワインディングロードでバトルを繰り広げるというもの。

 いつもながら、ルノーは本当にクルママニアの琴線に触れるPV作りが上手い。


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