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カーコラム「フェラーリ初の4WDモデルにして世界最速のシューティングブレイク" Ferrari FF”をWRCのレジェンド マルク・アレンがマキシマム・アタック」

 2011年にデビューし2016年まで製造されたフェラーリ初の4WDモデル Ferrari FF(Ferrari Four)を白銀の世界で攻めるのは誰あろう、マキシマム・アタックの元祖にして家元であるWRC無冠の帝王マルク・アレンその人である。

 Ferrari FFは4シーターで450リットル(後部座席を折りたたむと800リットル)という大容量のカーゴスペース持った高級狩猟用ワゴン(シューティングブレイク)だそうだが、4WDはいざ知らず、ハンティングに行くのになにゆえ最高出力660PSもの出力を誇るV型12気筒48バブルの6,262cc直噴エンジンが必要なのかは大いに理解に苦しむところである。

 4RMという4WDシステムはかなり軽量に仕上げられているようなので、そのハンドリングとトラクション性能には大に興味があるところだが、そもそも論で言えば、なにゆえフェラーリでハンティングにいかねばならんのかと素朴な疑問は依然残ったままである。

 最高スピード330km/h、0-100km加速3.7秒という驚異のパフォーマンスは、果たしてハンティングには必要なのだろうか。

 また、そんなクルマに' HELE ' というアイドリングストップ機構(日本仕様では標準)を組み込まれているのも摩訶不思議。

 まあ、そんな細かいことはどうでもよいので、とりあえず日本での販売価格3,200万円也のスーパーハンティングカーをマキシマム・アタックするマルク・アレンの激走に注目しよう。


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