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男の手料理 「かつて大井町に実在したカフェバー”リンガリンゴ”の名物パスタ " ロッソ・エビ " を再現してみた。」

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 80年年代初頭、京浜東北線・大井町駅西口にあった伝説のカフェバー「リンガリンゴ」。

 その看板メニューであった " ロッソ・エビ " を再現してみることにした。

 ロッソ・エビとはイタリア語の「赤」という意味のROSSOと日本語のエビをつなげた単なる造語(笑)。でもなんだか耳障りがよく、いかにもイタリアンという感じがするから不思議。

 早速料理を始めよう。

 用意するのはパスタ(リンガリンゴではブイトーニを使用)200g、エビ(むきエビでも化)、ホールトマトの缶詰、ニンニク(一片)、玉ねぎ(二分の一)、生クリーム、バター、ヒマラヤ岩塩(塩ならなんでもOK)、顆粒コンソメ、以上。

 まずは大きめの鍋に水を張り、沸騰したら塩を入れてパスタを茹でる。パスタの太さは1.5mm~1.7mm、できれば1.6mmがベスト。

 パスタを茹でながらパスタソースの用意。ニンニクをみじん切りにし、玉ねぎは薄くスライスして下ごしらえしておく。フライパンにオリーブオイルをしき、そこにみじん切りのニンニクを入れ、弱火でニンニクの旨味をオリーブオイルに移しながらフライパンを温める。

 フライパンが温まったら玉ねぎを投入し、しんなりするまで炒める。この時、ニンニクと玉ねぎは絶対に焦がしてはならない。なので、できれば火は中火くらいが良い。

 玉ねぎがしんなりしたら、缶詰のホールトマトを投入し、ヘラでトマトをよく潰す。

 トマトが潰れ、ジュースに馴染んでトマトソース様になったところでヒマラヤ岩塩(ふたふりくらい)と胡椒を振って味を整えた後、少量の生クリームを加える。

 ソースの味見をしてOKならば弱火にし、殻を剥き背わたを抜いたエビを入れて1分ほど火を通してソースは完成。そこに釜揚げしたパスタを投入し、手早くソースに絡めれ、仕上げにバター(10g)を入れて馴染ませれば出来上がり。

 注意点としては、エビに火を通し過ぎないのがポイント。それと、たっぷりのソースにパスタを絡めるので、パスタの茹で時間は推奨時間よりも若干早め(1分程度)にすることが大切。水分を含んでアルデンテとなるよう逆算しながら茹で時間を決めるのがベスト。

 生クリームとバターの滑らかさがトマトソースの酸味を抑え、得も言われぬまったりとしたコクのある味わいを醸し出すロッソ・エビ、ぜひお試しあれ。


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