見出し画像

エッセー「グレートリセット」

 ミッテラン政権以後、長きに渡り仏政権の中枢で重要な役割を担い、続くサルコジ、オランド、マクロン大統領にも直接的な影響を与えたユダヤ系フランス人の経済学者ジャック・アタリ(Jacques Attali)は、1980年代、すでに下記のような未来展望を述べている。未来展望とは聞こえが良いが、要は"彼ら"のシナリオ。それは文中の"我々"という表現を見れば理解できるだろう。

 彼(アタリ)は"彼ら"の代弁者、スポークスマンであることを忘れてはならない。

 下記のアタリの発言を熟読すれば、現在起きている"ある事象"が単なる偶然により発生した自然災害ではなく、何者かが明確な意図を持って行った戦略の一環であり、すべてのその戦術に沿って動いていることは明確に見えてくる。

 本来であれば新薬や最先端医療技術を厳しく監督・審査するはずの国の機関が、「努力義務」などと称して人間への治験が終了していない薬剤を国民全員へ半強制的に投与するなどということは狂気の沙汰である。しかし、いまその"狂気の沙汰"が眼前で繰り広げられている。

 2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成することを目標としたSDGs(Sustainable Development Goals / 持続可能な開発目標)は、1992年6月にブラジルのリオ・デ・ジャネイロ市で開催された地球サミット(環境と開発に関する国際連合会議)で採択された、21世紀に向け持続可能な開発を実現するために各国および関係国際機関が実行すべき行動計画"アジェンダ21(Agenda 21)"をより具現化したものである。その究極の目的は全人口比1%の支配層と、それを支える労働力として必要な約10億の被支配層という極端な2極化で構築される新たな世界の創造、そしてそのための具体的ソリューションとその実行である。すべてはグレートリセットを実現するため。

 2020年、中国 武漢を端尾として現在に至るアーティフィシャルなパンデミックは、その計画の第一歩であり、現段階ではマスメディアというプロパガンダ製造機をフルに活用することで見事なまでな成功を収めた。

 現在計画は順調に設定されたフェイズをクリアし、最終段階に向け遅滞なく進んでいる。すべてはジョージア・ガイドストーンに刻まれたノルマの数字を達成するために。

::::::::::::::::::::::::::::::::::

画像1

 「将来的には人口削減の方法を見つけることが課題になってくるだろう。もちろん、我々は人を処刑したり収容所に送ったり、などという露骨なまねはできない。"そうすることが彼ら自身のためなんだ"と信じ込ませることで、上手に彼らを間引いていくことになる。そのために、何らかの事象、たとえば一部の人を標的にしたパンデミックを起こしたり、経済崩壊を起こしたり、高齢者に悪影響を与えるウイルスをまいたり、といったことが考えられるが、まぁ方法は大して重要ではない。

 とにかくこういう事件を起こすことで、弱い者や恐れる者はこれに屈服するだろう。愚か者はこの事件を信じ込み、何とかして欲しいと嘆願する。そこで我々の出番。

 ”これが治療法だ"と救いの手を差し伸べる。こうして、愚か者の自然淘汰が行われることになる。屠殺場に自ら進んで向かうようなものである。」


ジャック・アタリ

宜しければサポートをお願い致します!