Around the World 「沸騰都市ドバイ 世界一高い建造物 ブルジュ・ハリファの148階特別展望"At the Top Sky "のからの景色は神目線」
アラブ首長国連邦の"ドバイ"にある、ブルジュ・ハリファ(Burj Khalīfah)は世界一高い超高層ビルである。
ブルジュ(burj)とはアラビア語で「塔」や「タワー」を意味する言葉で、直訳すれば「ハリファ塔」となる。
全高(尖塔高)828.0m、206階建て(160階以上は機械室のため、実際に上れるのは159階まで)のブルジュ・ハリファ(Burj Khalīfah)は、ドバイのビジネス街に近い"ダウンタウン・ブルジュ・ドバイ"と呼ばれる開発エリアに建造された。
建設は2004年9月21日から始まり、2009年10月1日に竣工。2010年1月4日にオープンした。
ブルジュ・ハリファ(Burj Khalīfah)の屋外展望台は「At the Top」と名づけられ、2010年1月5日にオープンした。
当初、屋外展望は"At the Top"と呼ばれる125階(456m)とその一階下の124階だったが、2014年11月、新たに世界で最も高い屋外展望台である148階(555.7m)の "At the Top Sky"がオープンした。
"At the Top"と呼ばれる125階(456m)に上るには、隣接するドバイモール内にある受付&レセプションで時間指定のチケット購入及びチェックイン並びにセキュリティチェックを済ませ、指定時間まで専用のVIPルームで待機する。時間が来るとガイド兼コンシェルジュが迎えに来て、ブルジュ・ハリファの建造の歴史などを説明しながら専用エレベーターまで移動、そこからまるで魔法の絨毯のようにスムーズで振動や音がまったくしないで超高速エレベーターで125階まで一気に上る。
世界一の高さを誇る展望台 "At the Top Sky"へは、スペシャルチケットを持ったVIPのみ125階からさらに別の超高速エレベーターに乗り換え148階へと上る。
148階の"At the Top Sky"は、展望室自体が超VIPルームで、王室御用達のデーツやアラビア紅茶などが無料で振る舞われる。もちろん、外のデッキに出ることも可能で、世界一高い555.7mのオープンデッキからドバイの街並みを一望できる。
ドバイへは所用のため年に数回は赴くが、ともかくこの148階の特別展望室が大好き。どんなに多忙であろうとも必ず訪れるフェイバリットプレイス。
料金は前売りでも階下の"At the Top"の約4倍もするが、その価値は充分ある。
148階は滞在時間に制限(それでもたっぷり)あるが、階下の125階及び124階は特に制限はなく、飽きるまで滞在できるが、148階から外界を見下ろす景色を経験した後では、正直普通の高層ビルからの景色にしか見えない。それほど148階"At the Top Sky"からの景色はインパクトがある。訪れるたび、まるで自らが神になり、天界から外界を見下ろしているような錯覚のとらわれる。
さらに、"At the Top Sky"のスペシャルVIPチケットは超ファストパスであるため、例えば125階や124階から降りる際のエレベーターも最優先。どんなに行列ができていようが、係員にチケットを見せれば列の最前に導いてくれる。観光ではなくビジネスで訪れる機会が多い自分のような人間には、下らないことで時間を無駄にせず本当に助かる。
ドバイは何事も金の力がものを言う、そこがまたドバイの魅力でもある。
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