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エッセー「寿司でお腹を満たすにはいくらかかるか?」

 バブルの時代、「寿司でお腹を満たすには幾らかかるか?」というチャレンジを敢行したことがある。

 店の基準は、超高級店と回転寿司は除外し、リーズナブルな価格で握りを提供していくれる大衆店。

 当時は横浜の青葉台に住んでいて、桜台に「琴寿司」という馴染みの店があったため、上記基準に照らし、会場に決定した。

 メンバーは中学・高校の同級生2人と自分の計3名、いずれ劣らぬ食通&大食漢。

 チャレンジは夜8時から始まり、店のネタをほぼすべて食い尽くし、閉店時間1時間前の午前0時に終了した。その間、酒は一滴も飲まず、あがりで喉を潤しひらすら寿司を食い続けた。

 支払った額は3人で総額24万円(端数切捨て)也。一人あたり約8万円。

 終了後お腹が好き、3人で吉牛に赴き牛丼(特盛)を食した。

 教訓:寿司ではいくら食っても絶対に満腹にはならない。

 ここにまた新しいトリビアが生まれた。

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